▼５巻４４話「三人のコック」 ページ31
海上レストラン”バラティエ”では、海軍の砲撃を
間違ってレストランに弾き返してしまったルフィが、オーナーゼフに１年間のタダ働きを命じられていた。
「１週間にまけてくれ」
と値切るルフィ。ここで……
「……オーナーのジジイ。…ルフィは10年も我慢したんだ、頑張ったんだし許せ」
勝手に１週間で許してもらうことにしたルフィだが、オーナーゼフもそれを許すはずが無い。
「ふざけんじゃねー！」
怒るゼフは、ルフィにドロップキックを食らわせるが、その勢いで床が抜け落ちてしまった。
「……あらら」
Aは静かにその様子を見ていた。
_______________
一方、海軍のフルボディ大尉にからまれた、副料理長のサンジは、そのフルボディ大尉をボコってしまう。
他のコック達は……
「”大切なお客さま”を傷つけるとはどういうことだ！！」
とサンジを叱りつける。
だがサンジは言い返した。
「こいつは今”大切な食い物”を粗末にした上にコックを侮辱しやがった！！」
そして、
「こんな店は潰してやる！！すぐに政府に連絡をとって…」
と叫ぶフルボディ大尉に
「じゃぁここで息の根止めとかなきゃなァ」
とサンジは迫る。
「おいやめろ！！」
必死で止める店のコック達。
と、そこへ店のオーナーとルフィが落ちてきた。
「いて！」
「おい、何騒いでやがる」
オーナーは店で暴れるサンジに気付き、その義足で蹴り飛ばす。
「へ、ざまあみろ……」
と、スーツを直しながらサンジを見下ろすフルボディ大尉にも
「さっさと出ていかねェか！」
と蹴りを入れた。
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作者名：白兎P | 作成日時：2018年3月31日 10時
