番外編＊事故とはいっても�� ページ37
以前にリクエスト頂いたものです、出すのが大変遅くなってしまいました...申し訳ありません！
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『ッわ！！』
小さな悲鳴と、大きな物音。
クラス中の視線がその原因となる一角に視線を集中させ、そして
...
『は、』
静まった。
クラス中、無論。俺切島鋭児郎も例外じゃない。
そのあり得ない光景を見て、目を見開いた。
...簡単に言えば、
『...ひっ、かかかか、、かっちゃん...』
彼女のAが爆豪の上に所謂馬乗りという形で乗っかっており、俺たちのところから見える角度では、キスをしているように見えた。
爆豪は一瞬体を硬直させると、片手で爆破を起こし、「降りろやこら」とだけ呟く。
それに漸く頭も働いてきたのか、瞬時に距離をとるA。
...そして、彼女ははっとしたように俺の方を見た。
その少しだけ涙が溜まっている瞳を見て、全てを察する。
『...おい、切島、お前』
『わり、ちょっと出てくる』
気を遣って隣にいた上鳴が話しかけてきたが、それに応えられる程、俺の心中は穏やかじゃなかった。
キスをしているように見えたといったが、きっと...
胸がずきんと痛む、...もう、ここにはいられない。
そう思った俺は、不安気な顔で此方を伺う彼女から目を逸らし、教室から出た。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
事の発端は、クラスメイトとふざけて遊んでいたこと。
押し合いっこなどという、中学生のような遊びできゃーきゃー言いながらふざけ合い
『ッわ！！』
見事バランスを崩した私は、近くにいたかっちゃんこと爆豪勝己に倒れ込む。
ドタドタッという大きな物音。
流石の体幹お化けかっちゃんでもいきなり倒れ込んできた私を支えることは不可能だったらしい。
小さな声をあげながら、二人で倒れ込む。
そして、違和感を感じたのはその直後だった。
『...ひっ、かかかか、、かっちゃん...』
違和感を感じたのは唇。柔らかい感触に、一瞬で状況を理解する。
目の前のかっちゃんは目を見開き、身体を硬直させて此方を見た。
...状況の理解はできても、身体というものは案外思い通りに動かない。
そこからどうしていいか分からず、彼にずっと乗っかったままだった私に、かっちゃんが片手を軽く爆破させた。
『降りろやこら』
その一言にはっと我に返る。
瞬時に彼の上からどいて、改めてクラス中の視線を集めていたことに気が付いて、
私は、状況を把握した
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出水紫苑 - 爆豪ぉぉぉぉおぉおぉぉお！！！ (2023年2月22日 16時) (
レス) @page23 id: 461bd7d92a (このIDを非表示/違反報告)
ももたろう(プロフ) - 本当に好きです.........最高すぎます(´TωT｀)心がぎゅうるんってなって（語彙力）涙なしでは見られませんでしたぁぁぁ(´；ω；｀) (2022年5月20日 22時) (レス) @page28 id: 8a120375b5 (このIDを非表示/違反報告)
隣の緑 - お、推しが、爆豪派閥が尊い！aya様、貴女は、神様ですか？ (2021年8月3日 13時) (レス) id: 01d7461e9f (このIDを非表示/違反報告)
しょう - 感動して涙出ました。 (2021年7月18日 23時) (レス) id: 427116d3c5 (このIDを非表示/違反報告)
ニナ(プロフ) - さ、最推しと付き合ってくれてありがとうございます、、。まじでこの小説好きです。出てくる人みんな好きすぎて尊いですありがとうございました。 (2021年3月9日 0時) (レス) id: fec159ffdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aya | 作成日時：2020年4月23日 19時
