私のヒーロー�� ページ22
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『...俺はいつまでここにいればいいんだ』
Aから『ちょっと待ってて』と言われ、既に数十分が経過。
切羽詰まったその様子に圧倒され、理由もその言葉の意味も良く分からないまま、とりあえず、その場所から動かないでいる。
次々に変わる人の流れをぼーっと見てると、
ポケットにいれていた携帯が突然震えた。
...Aか？
そう思いながら、開いた携帯の通知には新しいメッセが3件
それぞれ、瀬呂、上鳴、爆豪から
...てか、上鳴何処にいんだよ。アイス買うのにどんだけ時間かかってんだ
暇つぶしに、と一つずつ開けていく。
【『...今日だけお前を恨む』】
一番上にあったから、何となくタップした瀬呂のメッセ
初っ端から訳の分からない文章にぎょっとする。
『...なんでだ』
俺何かしたか？と首をかしげるが、大して心当たりも無い。
取り敢えず、返信はしないまま保留にして
次に上鳴のメッセを開く。
【『もうラーメン一緒に行ってやんねーからな！！！！』】
...
『だからなんでだよ...』
一体何の話をしているのか。
俺だけついていけてない感が半端じゃない。
お前に関しては今どこにいんだ
...最後に残った爆豪からのメッセ。
何となく、その内容を察しながらも指でタップした。
【『死ねクソ髪』】
......
溜息をついて、携帯を閉じた。
暇つぶしに返信しようと思ったが、そんな気分じゃなくなった。
次々届く呪いのメッセに、これは新手の嫌がらせか何かなのだろうかと思考を巡らす。
...ただ、心当たりは全くない。
一体何が起こっている。
携帯から視線を移し、先程のように人の流れを観察する。
本当にAは何処に行ったのだろう。
引き留めてでも、聞きだせばよかったか？
...まぁそんな暇ないくらい、彼奴の動きが早すぎてどうにもならなかったのだけど。
はぁ、と何度目か分からないため息を落とし、俯いた顔をあげる。
すると
瞬間、視界に入ったのは見覚えのある髪色と、
そして
『...鋭児郎ッ！！』
Aの声。
約数十メートル先にいる彼奴を捉えて、俺は『おう、』と片手をあげた。
安心したような、ほっとしたような、そんな顔を遠めからでもわかるようにした彼奴は走りながらこちらに近づいてくる。
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出水紫苑 - 爆豪ぉぉぉぉおぉおぉぉお！！！ (2023年2月22日 16時) (
レス) @page23 id: 461bd7d92a (このIDを非表示/違反報告)
ももたろう(プロフ) - 本当に好きです.........最高すぎます(´TωT｀)心がぎゅうるんってなって（語彙力）涙なしでは見られませんでしたぁぁぁ(´；ω；｀) (2022年5月20日 22時) (レス) @page28 id: 8a120375b5 (このIDを非表示/違反報告)
隣の緑 - お、推しが、爆豪派閥が尊い！aya様、貴女は、神様ですか？ (2021年8月3日 13時) (レス) id: 01d7461e9f (このIDを非表示/違反報告)
しょう - 感動して涙出ました。 (2021年7月18日 23時) (レス) id: 427116d3c5 (このIDを非表示/違反報告)
ニナ(プロフ) - さ、最推しと付き合ってくれてありがとうございます、、。まじでこの小説好きです。出てくる人みんな好きすぎて尊いですありがとうございました。 (2021年3月9日 0時) (レス) id: fec159ffdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aya | 作成日時：2020年4月23日 19時
