開催文化祭�� ページ1
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『A着替え終わったー？』
『終わった！どう！？』
『可愛いじゃーん！似合ってるよ！！』
『三奈もかんわいいよ！！！』
本番1時間前、私達ダンス隊はステージ衣装に着替える。
可愛らしいふわふわした衣装が何処か居心地悪い、あんま普段着ないから
『なー女子、着替え終わった？』
入っていい？という声が廊下から聞こえて、私達は辺りを見渡し、皆が着替え終わったかどうかを確認する。
バッチグー、と合図を出してくれたお茶子をはじめ、みな無事に着替え終わったようだ。
いいよー、と三奈が叫ぶと、ドアが開き男子たちが入ってくる。
男子のダンス隊もいつもとは違う、ピシッと決まっていてかっこいい
『お、A似合うじゃん』
『範太』
可愛い可愛い、と馬鹿にしたように私の頭をぐしゃぐしゃにする彼。
おいこら、このセット何分かかったと思ってんだこら、
...まあそんなかかってないんだけどねこら
少しだけ上を向いて睨みつけるように彼を見た。
『...馬鹿にしてんでしょ』
『してねーって。可愛いよ、ほんと』
と、今日の彼は何故か歯の浮くような甘い台詞を私に放つ。
それでいて、照れた様子を一切見せないのだから、本気なのか冗談なのか良く分からない。
きっと、範太のほうが何枚も上手だから、腹の探り合いなどしても意味がないのだろうけど
『おー、Aお前のそんな恰好初めて見たわ』
『...スカート、短くね？』
『はッ、馬子にも衣裳って奴だな』
遅れてやってきた3人も、何処か馬鹿にするように笑う。
いや、鋭児郎だけ何かお父さんみたいなこと言ってたわ。
むっとしながら3人を睨んだ。
『かっちゃんうるさい、鋭児郎、皆この長さだから慣れて』
くるっと回ると鋭児郎は慌てたように顔を逸らす。
...ウブすぎんか
『...気をつけろよ、...その、万が一もあるし』
『大丈夫だって！......多分』
『その多分が心配なんだよ』
今日の鋭児郎はパパ味が強いぞ、親戚のおじさんみたいなこと言ってくる。
はあ、と溜息をついて、私の髪に触れて、先程ぐしゃぐしゃにされた髪の毛をすっと整えてくれた。
『本番焦ってフリ間違えんなよー』
『その言葉そのままお返しするわ』
『俺らは大丈夫、ねーかっちゃん』
『かっちゃんって呼ぶんじゃねぇぶっ飛ばすぞ！！』
いつも通りの彼らにくすりと笑みがこぼれる。
心配なんていらなかったみたい
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出水紫苑 - 爆豪ぉぉぉぉおぉおぉぉお！！！ (2023年2月22日 16時) (
レス) @page23 id: 461bd7d92a (このIDを非表示/違反報告)
ももたろう(プロフ) - 本当に好きです.........最高すぎます(´TωT｀)心がぎゅうるんってなって（語彙力）涙なしでは見られませんでしたぁぁぁ(´；ω；｀) (2022年5月20日 22時) (レス) @page28 id: 8a120375b5 (このIDを非表示/違反報告)
隣の緑 - お、推しが、爆豪派閥が尊い！aya様、貴女は、神様ですか？ (2021年8月3日 13時) (レス) id: 01d7461e9f (このIDを非表示/違反報告)
しょう - 感動して涙出ました。 (2021年7月18日 23時) (レス) id: 427116d3c5 (このIDを非表示/違反報告)
ニナ(プロフ) - さ、最推しと付き合ってくれてありがとうございます、、。まじでこの小説好きです。出てくる人みんな好きすぎて尊いですありがとうございました。 (2021年3月9日 0時) (レス) id: fec159ffdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aya | 作成日時：2020年4月23日 19時
