開催文化祭�� ページ7
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出口が見えて、そこを抜けると明るい光に包まれる。
暗闇から出ると目が眩んでしまう。
『楽しかったな』
『ね、血糊とかリアルだった』
『心操出てきたときびびったわ』
『それめっちゃ思った』
C組の出し物の感想を言いあいながら、又も廊下を歩く。
次はどうしよう、とパンフレットを再び開きかけた、その時だった。
『...A』
隣にいたはずの範太がピタリと足を止めた。
『ん？どうした？』
お腹でも痛くなったか？それともトイレ？
...聞こうとしたけど、辞めた。
『...ちょっと、場所変えていい？』
だって、そんな雰囲気じゃない。
範太の真剣な表情と、そのはっきりとした問いかけに、私は静かにうなずいた。
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『だー！！！彼奴ら何処行った！！！』
『上鳴、ちょっとは落ち着けよ』
ほらポテト、と切島から差し出されたポテトを口に入れる。
頭の中は、あの二人のことでいっぱいだ。
折角のミスコンも全然集中できなかった。
...まぁ、波動先輩は可愛かったけど
って、そうじゃない。
時計をちらりと見ると、先程皆と解散してからまだそんなに時間が経ってない。
『...あー、もう』
なんでこんな時間が過ぎるのが遅いんだ。
Aを連れ去った瀬呂から、届いたメッセでは『一時間だけ、ちょっと二人にして』とだけ書いてある。
邪魔は出来ない。
彼奴の気持ちも、痛いほどわかるから。
『ガタガタうるせえ、1時間したら戻ってくんだろ、待てや』
といつものぶっきら棒な顔で吐き捨てたが、きっと爆豪も焦ってる。
きょろきょろと無意識に誰かを探してる。
『まぁ、待とうぜ。瀬呂から連絡くんの』
『...それしかねーよなー』
はぁ、と溜息をついたとき、『あの、』という後方から、小さい可愛らしい声が聞こえた。
後ろを振り返ると、何処かで見たことがあるような気がする女の子
『どしたん？』
聞けば、もじもじと身体を捩らせ、そして、意を決したように口を開いた。
『爆豪くん、ちょっといいですか？』
『...あ？』
突然指名されたかっちゃんは人相悪い(今日はプラス機嫌悪い)顔で女子にすごむ。
あ、とそこで俺は気づいた。
......この子、前にも爆豪に告白してた子だ
爆豪は面倒くさそうに舌打ちをして、俺らに『後で連絡しろ』といい、その女子の後ろをついて行った。
『...ありゃ告白だな』
『だな』
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出水紫苑 - 爆豪ぉぉぉぉおぉおぉぉお！！！ (2023年2月22日 16時) (
レス) @page23 id: 461bd7d92a (このIDを非表示/違反報告)
ももたろう(プロフ) - 本当に好きです.........最高すぎます(´TωT｀)心がぎゅうるんってなって（語彙力）涙なしでは見られませんでしたぁぁぁ(´；ω；｀) (2022年5月20日 22時) (レス) @page28 id: 8a120375b5 (このIDを非表示/違反報告)
隣の緑 - お、推しが、爆豪派閥が尊い！aya様、貴女は、神様ですか？ (2021年8月3日 13時) (レス) id: 01d7461e9f (このIDを非表示/違反報告)
しょう - 感動して涙出ました。 (2021年7月18日 23時) (レス) id: 427116d3c5 (このIDを非表示/違反報告)
ニナ(プロフ) - さ、最推しと付き合ってくれてありがとうございます、、。まじでこの小説好きです。出てくる人みんな好きすぎて尊いですありがとうございました。 (2021年3月9日 0時) (レス) id: fec159ffdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aya | 作成日時：2020年4月23日 19時
