文化祭�� ページ28
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『...え、ダンス？』
『そう！レッツダンシング！！』
寮の共有スペースで、右腕を勢いよく突き上げたのは三奈だ。
そんな三奈を先頭にうんうんと頷くA組女子。
『文化祭の出し物は、生演奏プラスダンス！！でね、色々役割があって』
『まず、演奏する楽器隊！！これはもう決まってて、後は周りで踊るダンス隊と...』
『もう一つ演出隊ってのがあるんだけど、Aはダンスやってほしいなーって』
私がエクトプラズム先生の補習をしている間にとんとん拍子で話が進んでいたようだ。
そういえば、明日中に決めないと公開座学にするって相澤先生言ってたな...
いくら相澤先生が拝めるとしてもそれだけは遠慮したい
目の前で両手をあわしてお願い〜と可愛く言われてしまったら断れない、断る気も無いけど。
私はにこりと笑う。
『いいよ、踊れるか分かんないけど』
『ほんと！！ありがとー！！』
『いやいやこちらこそ、色々決めてくれてありがとね』
よし、女子のダンス隊決まったー！！そう言いながら嬉しそうにかけていく三奈を目で見送りつつ、
皆はどうなったんだろうとふと思った。
『女子は皆ダンス隊？』
『ううん、八百万さんと耳郎さんは楽器隊だよ！』
『あー、じろちゃん凄いもんね！！ヤオモモは何の楽器？』
『私はキーボードです！！』
『えー似合う！！凄いなー楽器弾けるの』
女子皆で踊ってみたかった気もするが、彼女たちの生演奏を聴けるならそれもまたいい。
『楽しみだね』
私が不意に言うと、目の前にいたお茶子やヤオモモが元気よく頷いた。
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『...Aはダンス隊かー』
『何？寂しいの？』
目の前でぽつりと零すと、耳郎が欠かさずニヤニヤと愉しそうに俺を見る。
かあっと自分の顔が赤くなったのを自覚して、顔を横に向けた。
『別にっ！！しょうがねーし、彼奴楽器できねーし...』
できれば、この文化祭という一大イベントを使って、何とかいい雰囲気に持っていきたかったというのが本音ではあるが...
Aが楽器を弾けるという話を一ミリも聞いたことがなかったし、そもそももう楽器枠あいてないし
『ま、他の3人もAと違うグループだし、差はつかないんじゃん？』
『...耳郎、お前全てお見通しかよ』
『まーねー』
軽く頭をかいて、ギターを持ち直す。
この演奏が、少しでも上手くいけば、彼奴は俺を見てくれるだろうか
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no name(プロフ) - 私、気づいてしまったんです…。私は最終章（？）を一番に読んでしまったんです…！笑それに気づいて1と2も読ませていただきました！爆豪派閥に入りたすぎて、このお話が本当にあったらなぁ…とずっと思ってました笑とにかく面白くてキュンキュンする作品をありがとう！ (2021年9月27日 0時) (
レス) @page36 id: b6b1793042 (このIDを非表示/違反報告)
前歯 - え、天才ですか？きゅんきゅんが止まらないよーー！ (2021年8月26日 17時) (レス) id: 2516f56512 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - (・ー・)さん» 瀬呂くんの沼に入ると抜け出せませんよねわかりますうう！！！ほんとですか！！そう言ってもらえると頑張れます！！本当にいつもコメントありがとうございます！！！ (2020年4月23日 20時) (レス) id: cf80925120 (このIDを非表示/違反報告)
(・ー・) - 更新ありがとうございます！ 瀬呂君好き！かっこよすぎる！ これからどうなっていくのかとても楽しみです！ 私はこの5人が推しなのでオチが誰になろうと嬉しいです♪ 明日の更新も楽しみにしています*^^* (2020年4月23日 15時) (レス) id: bfc3f52eee (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - (・ー・)さん» 誰が好きなんですかね(笑)皆さんの納得いくような結果じゃないかもですが、頑張ります！！本編完結次第、リクエスト書かせていただきますありがとうございます！！！ (2020年4月22日 22時) (レス) id: cf80925120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aya | 作成日時：2020年4月7日 21時
