意識�� ページ8
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……そんなかっちゃんの言葉を聞いてもあまり慌てたりしなかったのは、彼はそんなことをするような人ではないと思っていたからなのだと思う。
あまりにも冷静な頭はいつもよりスムーズに働いた。
『……でも違ぇだろ、』
苦しそうに、ぽつりぽつりと言葉を零すかっちゃんはどこかに弱々しくて私は思わず彼の背中にそっと手を添えてしまう。
ビクッ、と反応した彼は、そんな私の背中にゆっくりと手を回した。
『……お前の心が手に入らんと意味ねーだろ』
『ちょっと前まで俺のこと意識しとったのになんでいつもみてえに戻ってやがる』
『……お前は、俺のことはなかったことにするつもりなんかよ』
かっちゃんの言葉が静かに廊下に響いた。
それを聞いた私は否定の意を込めて、首をゆっくりと横に振る
……違うよ、違うんだよかっちゃん
彼のしている誤解を解くために、私の考えていることを、話すために、口をひらく。
『……“なかったこと”になんてするつもりないよ、かっちゃん』
なかったこと、にしてしまえれば私達は元に戻るのか
なんて考えたこともあったけど
きっとそれは無理だから。
『……意識、してるから。ちゃんと』
意識しているというより、かっちゃんを意識しないように意識している、という方が正しいのかもしれない。でも、それは今彼が欲しい言葉じゃないんだろう。
『だからもうちょっとだけ待って。』
答えが出るまでもう少し、私のことを待っていて欲しい。
こくり、と頷いたかっちゃんの胸元に顔を埋めた。
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こんな夜遅くにテンションあがって更新してしまい申し訳ありません、寝ます(^o^)
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aya(プロフ) - (・ー・)さん» あああもう嬉しいです(;_;)こんな妄想小説が1番でいいんですか！？！？！？めっちゃ嬉しいです、本当に見つけてくださってありがとうございます(;_;)(;_;) (2020年4月7日 21時) (
レス) id: 3b62513bd4 (このIDを非表示/違反報告)
(・ー・) - 更新ありがとうございます！ 今まで読んでいた夢小説の中でこの小説が一番好きなんですよ！しかもこの小説は私の推しばっかりで本当に見つけてよかったなとおもっています♪ これからも頑張ってください*^^* (2020年4月7日 20時) (レス) id: bfc3f52eee (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 羽さん» あああわかりみが深すぎます瀬呂くんに1回はまると抜け出せませんよね！？((((これからも瀬呂くんにキュンキュンして頂けたら幸いですヽ(^0^)ﾉ (2020年4月7日 17時) (レス) id: f1d7a05c02 (このIDを非表示/違反報告)
羽(プロフ) - 毎回楽しませて頂いてます！とっても面白くてキュンキュンします！！瀬呂くんがかっこよすぎてもう辛いです笑笑 (2020年4月7日 17時) (レス) id: da11f27698 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - リョンリョンさん» ええええ！？！？数あるヒロアカの神作品の中で1番ですか！？！？！？嬉しすぎて吐血しそうです((ありがとうございます泣 (2020年4月7日 17時) (レス) id: f1d7a05c02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aya | 作成日時：2020年3月30日 15時
