You gotta love it 07. ページ7
「‥‥ん"‥‥‥‥う"‥っ」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥あ、れ？
あたしの部屋‥ベッド？
歩いて帰って来た記憶がないんだけどな‥
起き上がろうとするも、
「‥う"ぅ"っ、」
あいつにやられた所が痛んで起き上がれない。
‥あいつ、顔の他に体まで殴りやがったな
しかも、気絶した後かよ‥‥‥
「A!! 無理すんなっ!!」
「‥あ、純ちゃん‥ なんでここに?」
「お前から連絡きてて慌てて行ったんだよ
そしたらボロボロで倒れてるしよ‥」
「そう、だったんだ‥
じゃあ純ちゃんがここまで運んでくれたんだ」
「‥ああ。 遅くなっちまって悪りぃ‥‥」
「ううん、でも来てくれたじゃん。ありがと」
‥そうか。 純ちゃん来てくれたんだ‥‥
顔が痛かったけど、純ちゃんに笑いかけた。
だけど‥‥‥、
「よく、ないだろ‥っ!
オレがすぐにお前からの連絡見なかったから‥
オレのせいで‥だからお前が‥、」
「純ちゃん、それは違うよ」
なんで純ちゃんが泣いてんのさ。
あたしなんて顔痛いのに泣けないよ。
「純ちゃん、李央先輩と居たんでしょ?
それ知ってて連絡したのあたしだよ。
っていうか、悪いのあたしじゃん?」
「李央とは‥‥っ、」
「いいよ、言わなくて。 わかってる」
付き合ってないのに、 って言おうとした？
付き合ってないのにシちゃってたって？
やだな、そんなのとっくに知ってるっつーのっ
「てか、李央先輩と居たけど、
結果的に来てくれたじゃん」
「そう、だけどっ‥よ‥」
涙で顔ぐっしゃぐしゃな純ちゃん。
あーあ‥。
相変わらず泣き虫なんだね。
昔もいっつも泣いてたよね。
なんであたしの為に泣けるかな‥
「ほら、純ちゃん! 泣かない!
あたしは大丈夫だからっ ね??」
体を起こして、ベッドの縁に腰掛けてる
純ちゃんの頬をペチッと両手で包んだ。
‥昔もこれよくやったなあ
‥なんて思い出した。
「‥オレ‥、Aを守るって決めたのに
何にも出来やしなかった」
「‥‥‥‥助けてくれたじゃん
純ちゃんが来てくれなかったらあのまま
倒れてたかもだし」
また、笑って言うと、
____ぎゅう、
「‥わ、純ちゃん!?」
純ちゃんの匂いに包まれた
You gotta love it 08.→←You gotta love it 06.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 132人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はるる(プロフ) - すごく面白かったです！また新しい作品楽しみにしてますね！ちなみにTwitterフォローさせて頂きました (2021年12月23日 22時) (
レス) @page48 id: 949bb37736 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - すごくおもしろくて、一気見してしまいました。！ これからも頑張ってください。 応援してます (2020年3月23日 17時) (レス) id: f2dd19365c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃも。(プロフ) - 瑠羽さん» 最後まで読んでくださりありがとうございました！！！！ *･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･* 感謝、感謝でございます‥！！！ (2018年2月4日 22時) (レス) id: 17622930ad (このIDを非表示/違反報告)
瑠羽(プロフ) - すごく面白かったです！お疲れ様でした (2018年2月4日 18時) (レス) id: eb10b42a0f (このIDを非表示/違反報告)
ちゃも。(プロフ) - きまにゅ☆さん» ありがとうございます(´；Д；`) こちらも是非フォローさせていただきます！ (2018年2月4日 15時) (レス) id: 17622930ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あちゃも。 | 作成日時：2017年10月14日 7時
