オレを好きになってよ。3【手嶋純太】

You gotta love it 42. ページ43

「‥‥」

「‥‥‥」


「‥‥」

「‥‥‥」



‥む、無言‥とな‥

どうにかしてこの状況切り抜けないと。





純ちゃんはというと、

あたしが座ってる床から離れたソファに座ってる。
(あたしがソファから離れたところにいる←)





背もたれに寄りかかって座ってケータイを
いじってる。







「あ、のさ！ じゅんっ、ちゃん？！」





ひぃいいい！！声裏返ったっっ






「‥‥なに」





目も合わせず返答。





怯んでたまるか。






「‥な、なんで怒ってんの？

メッセージ見なかったから？」






あたしの方を見ない純ちゃんとは裏腹に、
純ちゃんの顔ガン見で聞いてやった。









「‥‥‥‥‥はぁっ、」





‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥えっ、なんで溜め息？




あたし何か言いましたっけ！




「‥ちっとも分かってないのな」




立って、スタスタとこっちに歩いてくる純ちゃん。




それがなんだか恐怖心を煽られる。


真顔でいきなりこっちに向かってくるんだもん、
そりゃ恐ろしくもなる。






そして、純ちゃんが
あたしの目の前まで来てしゃがんだ。




怖くて目をギュッと瞑る。








すると‥




























‥ペチ


「‥心配したっつーの‥頼むから遅い時は

連絡してくれよ。 1人になるな。」






両手であたしの頰を包み、何故か今にも
泣きそうな顔で純ちゃんが言う。





「‥ごめん‥これからはちゃんと連絡する」



「‥ん、よろしい」


目を見て言うと、頭を撫でてくれた。










「オレぁ、てっきり避けられてんのかと思ってた」


「なんで？」



「‥いやぁ、ほら、その‥さ」



いきなりシドロモドロ。








「‥あ、この間の事？」



「‥悪りぃ。 そそくさと帰っちまって‥

それが原因でずっと連絡してこなかったろ？」




「‥や、連絡し辛かったのは確かだけど

純ちゃんこそ連絡してこなかったじゃん」



「‥‥‥すんませんした‥」




「いやっ、それは謝る事でもないからいいんだけど‥



それより、まさか純ちゃんが余裕がないって

言うとは思わなかったよ」







問題はそっちの方。

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