You gotta love it 34. ページ35
「いやー、まじで、殴られる寸前だった
ありがとう純ちゃん!」
事は落ち着いて、教室へと戻るべく
純ちゃんと一緒に歩く。
「なんでワザと殴られようとしたんだよ?」
「んー、だってあのままだとアッチが怪我するよ?」
防衛本能って言うのかな。
やっぱ意識して自らやられにいかないと
逆に手出ちゃうんだもーん。
「流石‥だな」
「まぁーね」
「でも。 兎に角無事で良かったよ。
間に合ってほんっと良かったーーー」
「あたしがってよりは、向こうが無傷で
帰れる方があたしはよっぽど安心だよ」
「お前はまた‥ 自分を大切にしなさい」
そ‥っと あたしの頰に手を添える純ちゃん。
「わかった‥?」って眉を下げて心配そうな顔。
あたしはこの顔‥ってより、純ちゃん自身に
弱いんだと思う。
「わかった。」って言っちゃうから。
_________________...**
「‥純太」
「あっ、やっと戻って来た」
自分の教室に戻ると、既に青八木先輩とユリが
仲良く( ? ) ご飯を食べてた。
「悪りぃ悪りぃ、遅くなっちまった」
「ごめんね、購買混んでて‥」
「そっか! 早く食べちゃいな〜」
「‥ねぇ、純ちゃん。 なんであたしがあそこに
いるって分かったの?」
「‥あー、それな、体育の帰りに見かけた。」
‥そっか、あのお姉様方とはクラス違うんだもんね
「‥あ、そうなんだ。
‥‥え? それじゃ青八木先輩も見たって事だよね?」
「まーな」
「でも、青八木先輩何も言ってなかったよね?
ユリにも事の説明とかしてなかったっぽいし」
「そりゃーあれだろ。 ユリに心配させたくない
から言わなかったんだろ」
‥‥‥‥‥‥マアマア‥
ユリの為って事‥?
「青八木先輩って優男だね」
「オイオイ、青八木好きになんなよ?!」
「わかんないよ〜?」
「勘弁してくれ‥‥マジで」
「何してんの? 2人ともご飯食べないの?」
「「食べます!」」
‥まあ、青八木先輩が優しくてもあたしには
きっと純ちゃんなんだろうな。
本人には言わないけどネ。
__________________...**
「A部室行くぞ」
「あ、うん! 今行くっ」
放課後。
迎えに来た純ちゃんと手を繋いで
部室まで向かった______...
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はるる(プロフ) - すごく面白かったです!また新しい作品楽しみにしてますね!ちなみにTwitterフォローさせて頂きました (2021年12月23日 22時) (レス) @page48 id: 949bb37736 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - すごくおもしろくて、一気見してしまいました。! これからも頑張ってください。 応援してます (2020年3月23日 17時) (レス) id: f2dd19365c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃも。(プロフ) - 瑠羽さん» 最後まで読んでくださりありがとうございました!!!! *・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* 感謝、感謝でございます‥!!! (2018年2月4日 22時) (レス) id: 17622930ad (このIDを非表示/違反報告)
瑠羽(プロフ) - すごく面白かったです!お疲れ様でした (2018年2月4日 18時) (レス) id: eb10b42a0f (このIDを非表示/違反報告)
ちゃも。(プロフ) - きまにゅ☆さん» ありがとうございます(´;Д;`) こちらも是非フォローさせていただきます! (2018年2月4日 15時) (レス) id: 17622930ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちゃも。 | 作成日時:2017年10月14日 7時