オレを好きになってよ。3【手嶋純太】

You gotta love it 04. ページ4

そこに立ってたのは、犯人は、




























「‥‥‥‥‥‥‥叶多‥‥なんでよ」






叶多だった。









「いいねー、その反応。 いい顔してるよ」




「何が目的なわけ..？」







出来るだけ、出来るだけ
冷静でいようと思って聞いた。








「目的‥？
それは___________________



























__________あんたを潰す、為だよ」





「‥‥っ!!!!」











首を傾げ、目を見開きながら口角をあげる、
その異様な姿にあたしの顔が強張った。









「‥は、は..? 潰す、って何言ってんの
あたし、何かしたかなぁ‥??」








冷静になれるどころの話じゃないみたいだ。




コイツはやばい。






兎に角、逃げるか距離をもっと取るかしないと
殺 ろ され(ヤ られ) かねない。








後ろ振り向いて仲間がいるか確認したい。




でも背を向けたら終わり。





喧嘩にしても格闘技にしてもそうだ。


相手に背中を向けて勝てる奴がどこにいるだろうか。








一戦交えるつもりは無いけどこんな所で
やられるのはごめんだな。








「逃げんの？ 楽しもうよー

折角潰す チャンスだってのにさぁ」








「何がチャンスよ。 生憎だけどこっちはもう

(喧嘩) 引退してんだわぁ」







「‥引退？ "豪脚、剛力のA" と讃えられた

地元一のヤンキーががここで逃げんのか？」








「讃えられたって。 喜ばしい事でもないんだよ。

ってゆうか、 "元" 、ヤンキーな、」






「うるせぇっ んなこたぁどーでもいんだよ」







あー、どうやら、学校での叶多クンはもう
ここには居ないようだ。










‥てか、こっちが本物であっちは偽物か。











「やる気ないんだけどなぁ‥」





「ならボコられるだけだな。 情けねぇ。」






‥ピクッ、







情け、ない‥？











「とっとと 落ちやがれ_______!!!!!」



















_________________________________________
皆様に支えられ、ようやく最終章まで進みました。
DMや、コメント欄での応援や励ましのお言葉
ありがとうございます！！
もう、とてつもなく嬉しいです。
私情により進み具合に変動がありますがこれからも
読んでいただけたら嬉しく思います！

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