You gotta love it 29. ページ30
我慢してられるかよ!!!
やられっぱなしでいてたまるかってーの!!
「‥うらああぁぁぁあっ!!」
「あ"がはっ」
自滅覚悟で、頭突きしてやった。
もう、決死の反撃。
物の見事に顔面‥‥鼻に直撃で、
鼻からはもちろんのこと鼻血が出てた。
「い"‥っ! なに、すんの‥よ"っ、、」
「‥はあ? 何かしてんのはテメーの方だ」
よっぽど痛かったのか、ボタボタ血を垂らしながら
あたしを睨む。
「許せない‥‥鼻の骨折れたかも‥」
「先に手かけてきたのはあんただっつの」
いてー。 もう少し反応遅かったら
まじであの世行き。
「あんたなんか退学にしてやるわ。
あたしなんて現に鼻血出てんのよ‥」
「わー、怖」
てか、あたしの首にも締めた 跡ついてる
ハズなんだけどね。
「いきなり殴られて、殺されると思っての
正当防衛で首に かけたっていってやるわ」
はぁーん。
まさかの、そうくるか。
真実は逆になのにね?
うーん、その考えはなかったから
ちょっとまじでやばめかもだよ。
「アハハハ! あたしの勝ちね!?」
鼻を押さえながら立ち上がり、
勝ち誇ったような顔つき。
「今から先生に言ってやる。
呼び出しでも喰らえ!」
そんな焦ってはないけど、うーん、
まずいなあ〜〜。
去ろうとする先輩の背中を眺めながら
諦めかけたとき。
「ちょっと待ちなよ。 こんなのあるんだけど
どーする??」
上から声が。
見上げると、
「あ。」
「よお」
外階段から叶多登場。
「そこのオバサーン。 待ってって」
「はぁ?! オバサン?!」
「そ、あんたあんた。」
‥ブッ、オバサン だってwwwww
「こんなの撮れちゃったんだけどサァ、
これなーんだ?」
「は? 何なのよ」
叶多がスマホをタッチすると、
『あんたがいけないのよ‥あんたが‥ッ!』
李央先輩の声と、
『‥ガッ‥は、』
あたしの声が。
「!?! あ、あんた!!!」
「ちなみにこれー、動画なんだわー
広めちゃおーかなー」
その言葉で先輩は血の気が引いてた。
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はるる(プロフ) - すごく面白かったです!また新しい作品楽しみにしてますね!ちなみにTwitterフォローさせて頂きました (2021年12月23日 22時) (レス) @page48 id: 949bb37736 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - すごくおもしろくて、一気見してしまいました。! これからも頑張ってください。 応援してます (2020年3月23日 17時) (レス) id: f2dd19365c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃも。(プロフ) - 瑠羽さん» 最後まで読んでくださりありがとうございました!!!! *・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* 感謝、感謝でございます‥!!! (2018年2月4日 22時) (レス) id: 17622930ad (このIDを非表示/違反報告)
瑠羽(プロフ) - すごく面白かったです!お疲れ様でした (2018年2月4日 18時) (レス) id: eb10b42a0f (このIDを非表示/違反報告)
ちゃも。(プロフ) - きまにゅ☆さん» ありがとうございます(´;Д;`) こちらも是非フォローさせていただきます! (2018年2月4日 15時) (レス) id: 17622930ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちゃも。 | 作成日時:2017年10月14日 7時