オレを好きになってよ。3【手嶋純太】

You gotta love it 15. ページ15

「‥じゅ、ちゃ、」



「‥‥何、やってんだぁ？」



「‥‥‥‥‥えと、これは‥ね」




え、え？ なんで純ちゃんがいんの？
今授業中だよね？






あたしとリクを怪訝な顔で上から下まで
舐め回す様にして見る純ちゃん。






「‥‥‥‥‥‥その人、誰」




「えーーっとぉー‥」






なんて説明したらいい!?


あたしが元ヤンなんて話してないけどさ!!!








なんて説明したらいいのかなって頭を悩ませてたら、







「‥‥誰」




「‥えっ」




リクからも同じ問い。





リクにはなんて説明したらいい!?!?






昔からの友達?

学校の先輩なんだ！

うちの部のキャプテンでさ〜〜



えーと、えーっと、‥‥好きな、人?!?!?!







言える訳なーーーーーーい！！！！！！！！









「Aの彼氏、になる予定の男ですが」





「「‥‥！？」」





「‥ちょっと、純ちゃん！」




何言ってんの？！？！？！？！






「‥‥彼氏になる予定‥だって‥？」



「はい。 そのつもりですけど何か」





‥いや、純ちゃん‥火に油注がないで‥


リクの顔つきもなんかやばいからね？







「‥そ、そんな事よりなんでここにいんの？

純ちゃん学校は？！」






「見ての通りサボってんだよ。


‥それより、どうしてお前は抱かさってんのかな」





「‥‥‥へっ」




「なんでかなーどうしてだろうなー」






影を落としながら、にんまりと笑う、
まさにそれは





く、黒手嶋‥‥降臨‥‥‥だ。

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