オレを好きになってよ。【手嶋純太】

Who is chosen?34. ページ34

【手嶋side.】





「はー‥」






朝から大ダメージ食らった。



ありゃ、完全に嫌われただろうな。




‥まあ、オレぁ、めげねぇけどよ









「‥純太」



「おう、青八木。」






オレと青八木は同じクラス。




1限終わりにオレのところまで

きた青八木。






‥まあ、聞きたいことがあるんだろう。





「HR遅れてきた理由だろ？」






...コクリ、





そう、オレはHRに遅れてきた。






オレの朝の練習中に誰かさんに会って


トッボトボ歩く彼女の腕を引っ張って


上まで連れてきた‥ってわけだ。














「‥‥‥まあ、そう言う事があってよー、」












机に突っ伏しながら事を話した。





「‥純太らしいな」








「疲れちまったよ‥いろんな意味で」






「あの子は‥純太にとって

どんな存在なんだ‥？」








「んーまあ‥‥一言で言やぁ、

かけがえのない、存在かな」






「好き‥なのか」






「まあなぁー‥

‥ま、忘れられてるし、それに

今は嫌われてるっぽいしな」






「‥‥‥？」













「青八木にはこの話した事なかったよな




‥‥‥‥昔‥さ、








Aに救われたんだよ」

























「‥そんな事が あったのか」





「そ。 だからあいつが

総北に来てびっくりだよ」








「マネージャー押し付けた時は

びっくりした」






「‥ま、オレの事忘れてるからな。

思い出してもらわなきゃ困るし。





‥側に置いとかないと悪い虫がつく」








「純太 独占欲強いな」




「まーな」




シシッと青八木に笑ってみせたところで、


2限目の予鈴が鳴った。






A今日くっかな。

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