溺愛ロジック F side

君のために ページ7

準備室にAを呼び出した。

友達が欲しいって言う。

俺だけじゃダメ？

欲張りだな、Aは。

仕方なく俺がなんとかするよって言うと困惑した表情を浮かべた。

篭る熱を早く吐き出したい俺は話もそこそこに、Aの身体に手を伸ばすと、身体を硬くするA。

抗議の言葉を発するけど無視して柔らかい肌に指先を這わせる。

口からもれてしまう甘い声を少しでも我慢しようとしているのか、唇を噛み締めるA。

面白いくらいに反応するAに征服欲が満たされた。執拗にAの身体を弄った後、ぐったりしたAの足を持ち上げて身体を折り畳んだ。

一気に貫くと苦痛の顔を浮かべるも快感に坑えなくなったのか、可愛い声で啼くAに愛しさが込み上げてきて、抱きしめて身体を密着させた。

それでも抽送を弛めることなく揺さぶり続ける。

家に帰れなくなるのは困るから今日はそこまで激しくはしなかったのに、終わってから朦朧とするAが心配になる。

Aの乱れた制服姿と憂いを帯びた表情が堪らなくて、写真に収めたいくらい綺麗だと思った。



Aを帰した後、舞原のもとへ。ちょうど部活が終わった頃だった。

Aと仲良くしてやって欲しいと頼むと途端に不機嫌な顔になる舞原。

猫被ってた頃より、今の舞原のほうが好感が持てる。

舞原には少し特別扱いをするくらいでいいだろ。あまりやり過ぎると後々厄介だ。

岬達は、今まではまとわりついてきても一蹴していたが、ほんの少し他の生徒より親しげに接することにした。それもやり過ぎると新たに問題になりかねないから、匙加減が難しい。

Aは舞原がまた側に来てくれるようになったからか、嬉しそうに笑った。

その笑顔を見た時は満足していたのに、空き時間を見つけては俺のもとへやって来る岬達には辟易していた。

…面倒臭い。

もともとそこまで愛想があるほうではなく、普段も自分でモチベーションを上げて親身に接していたが、こうもしょっちゅう来られるとさすがに疲れてしまう。

そして今の子達はちょっとしたことで傷つき易いため出来るだけ優しく接していたが、教師の仕事は外からは分からないような雑務が多く、忙しいのにもかかわらずどうでもいいような内容の話をベラベラと話す岬達に苛々していた。

ご褒美→←焦れる想い

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