ナルシスト度１５３* ページ18
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「ん…」
うっすらと目を開く。
…あれ、私、寝てたんだ。
身体を起こしてみると、烏野のみんながそこに立っていた。
私は笑顔で話しかける。
「みんな、なにしてるの？」
「…いらない」
え？
澤村さんの急な一言に首をかしげる。
「すぐ倒れるようなマネージャーはいらない」
そう言ったのと同時に、私の作ったミサンガを投げ捨てる。
みんなもそれを忌々しそうに投げ捨て、私を睨んだ。
「“お前は、いらない”」
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______
ばっ、と私は飛び起きた。
…夢、だ。
さっきの夢が生々しく脳裏に焼きつく。
手を広げると、掌に爪痕が濃く残っていた。…ばかみたいだ。
「___湖咲、起きたの？」
カーテンの向こう側からそんな声が聞こえてきた。今更だけどココ、保健室だ。
聞き馴染みのあるその声の主を呼ぶ。
「日向？」
カーテンを開けて入ってきたのは日向だけじゃなかった。
影山と月島、山口が続けて入ってきた。
「湖咲、大丈夫か!?」
「疲労と寝不足、急な温度変化で倒れたんだよ」
日向と山口が心配そうに顔を覗き込む。
心配、かけてしまったな。
「ごめん、すぐよくなるから先戻ってて」
練習時間が、なくなっちゃう。それだけはなんとか避けないと。
そんな考えでいっぱいだった私は、月島が私に近づいていたことに気づかなかった。
「…月島？」
「……な」
ベッドから身を起こしている私に、近づくと、なにかを呟く。
そして次の瞬間、胸ぐらを掴まれて思いっきり引っ張られた。
「___ふざけんな…!!」
「……え」
怒鳴った月島を見るのは初めてで、何より__
あのいつもポーカーフェイスを崩さない月島の悲しそうな顔が何よりも驚いた。
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あるみかん(プロフ) - さつきさん» さあ誰でしょう笑 もしかしたら、オチはいないかもしれませんし、いるかもしれません笑 (2019年3月9日 23時) (
レス) id: 3df0130dff (このIDを非表示/違反報告)
あるみかん(プロフ) - あおいさん» 返信が半年も遅れてしまって申し訳ありません！ありがとうございます、無事帰還しました！ (2019年3月9日 23時) (レス) id: 3df0130dff (このIDを非表示/違反報告)
さつき - 湖咲ちゃんのキャラ面白いです。だれオチかすっごく気になります！！楽しみにしています！ (2019年3月8日 23時) (レス) id: a61a32b601 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 勉強頑張ってください！応援してますし待ってます！！ (2018年9月2日 20時) (レス) id: 2d3ff3d79c (このIDを非表示/違反報告)
あるみかん(プロフ) - 千晃さん» ありがとうございます！一気読みですか!?長かったですよね笑 私も湖咲ちゃん大好きです！笑 (2018年8月24日 23時) (レス) id: 3df0130dff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるみかん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=48be83eaada675e79ed496ea5cdf8f4f...
作成日時：2017年11月25日 11時
