速報！プロデュース科の問題児が全力疾走中！

問題児はヘタレ ページ31

テスト終わりました！！いええええええ！！！
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とりあえず、教室に行ってみよう。




そう思って教室へと足を運んでいた。






…私、本当に真緒のこと好きなのかな。





真緒のこと考えると、胸がきゅううってなる。




これが『コイ』？




こんな経験、なかったからわからない。




だけど、真緒に会ってみたらわかる気がする。





2のBの教室を思いっきり開けた。





「やあ、真緒！羽宮さんがきてあげたよ☆」




真緒「うるさい」




ドアを開けると、生徒会の仕事をしている真緒の姿があった。




真緒の姿を捉えた途端、





好き。





って思った。







理性とかは関係なくて。





ただ率直に、好きだと思った。




「なんでここでやってんのー？」



平常を装って聞いてみた。



くそう、なんか悔しいなこのやろう！



真緒「いやさ…今、生徒会長と副会長がすごいくだらない喧嘩してるから逃げてきた」



「どんな喧嘩？」



真緒「たい焼きは頭から食べるか、しっぽから食べるか」



「それ結構重要よ！」



真緒「そうか？俺はどっちでもいいけどな。

ちなみに生徒会長は頭から、副会長はしっぽかららしい」



「私は頭！あんこがいっぱい入ってるところから食べたほうがいいよ！」



真緒「お前、生徒会室に参戦してきたら？」



私は本題に入ろうとする。



「真緒のさ、好きなタイプってなにー？」




真緒「え？」






「…ちなみに私はドラゴンタイプ！！！」




真緒「ポケ○ンか。俺はほのおタイプかな」




私のヘタレ！！！




なんでここでポケ○ン出したんだろう！



脳内で自分を責めていると、今度は真緒から聞いてきた。



真緒「そういや、Aは好きな人とかいんの？」





…




真緒選手、爆弾を投下してきたァァァァァァァ！！！



私が聞けなかった質問を易々と！


でもまあ、私も聞きやすくなったし、良しとしてあげようじゃないか！←


え？上から目線？






うほ☆←





「…どーして？」




真緒「Aって、女子高生のくせして恋バナとかしないじゃん。
それでどうなのか気になってさ」




「くせして、ってなにかな！…そーゆーの、よくわかんないから話さないだけだけどね！

真緒は？いるの？」




真緒「え、俺？俺は______









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、









、









、





いるよ」

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