速報！プロデュース科の問題児が全力疾走中！

問題児は強引 ページ18

「てゆーことで！


ジャッジメントまで『knights』のプロデュースをすることになった羽宮さんでーす☆」


knights「どういうことだよ」



きゃー、あのknightsからツッコミいただいちゃったー♡




…うえ。



鳴上「ナイトキラーズに宣戦布告したのも謎だけど、そこから話がぶっ飛びすぎじゃないかしら？」


司「鳴上先輩のおっしゃる通りです！なんでこんなcrazyな方のプロデュースを…！」


「司ひどい！


いやね？

あの後、英智先輩から呼び出しくらってさー。


『knights』の代わりに宣戦布告しに来たんなら、プロデュースしろって言われて、即オッケーした！」


泉「即オッケーすんな」



「泉っち先輩、ツッコミ絶好調だね！」


泉「黙ってくれるぅ？」


凛月「てゆーか…。Aは『trickstar』の専属プロデューサーでしょ。

ここのプロデュース、やっていいわけ？」


「うん、いいみたい！ちゃんと『trickstar』のみんなからも許可取って来たし！」


ぐっ、と親指を立てるとため息をつく四人。


「そんなに私のプロデュース受けるのが嫌なの？」


凛月「うん、いや」


即答された答えにショックを受ける羽宮さん。


泉「そんなあからさまに落ち込まないでよねぇ。

ただ、素人プロデューサーのプロデュース、受けてあげるほど、今余裕ないの」


「それ、明らかに私のプロデュース時間の無駄って言ってるよね！？」


司「そういうことになりますね」


『knights』ってばひどい！




……まあ、私諦めないけどね！！


「はいはい！受けたくないかもしれないけど、やるよレッスン！


私、一度決めたことは曲げない主義だから！」



鳴上「無理してやってもらわなくてもいいのよォ？」


「私がやりたいの！なるこちゃん、立ち位置ついて！

司も！凛月、寝ない！泉っち先輩も、今は私がプロデューサーだから指示に従って！」


めちゃくちゃ強引にみんなを立ち位置につかせる。


「はい、スタート！」


ピッと音楽をながす。


四人は一瞬顔を見合わせたけど、踊り始めた。




すっご……。


『DDD』のときは幸運で勝てたけど、やっぱり『knights』は凄い。


全員がプロ顔負けの実力を持ってる。


一番下の司も、そこら辺の二、三年生に比べたら、一枚も二枚も上だ。



音楽が終わると一斉にこちらへ来た。



泉「ちょっとぉ！ここまで強引にやらせるプロデューサーなんていていいわけぇ！？」

凛月「ちょっと強引すぎ〜」


鳴上「二人とも落ち着いて？」

問題児は指導をする→←問題児はナイトキラーズに会う

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す