柱の統率者は真選組総長に？！5

・ ページ38

土方「攘夷浪士で最も過激で危険な男…高杉晋助。
　 噂じゃ奴は人斬り似蔵の異名を持つ居合の
　 達人、岡田似蔵。
　 紅い弾丸と恐れられる拳銃使い、来島また子。
　 変人謀略家として暗躍する、武市変平太。
　 そして正体は謎に包まれた剣豪、河上万斉。
　 奴らを中心にあの鬼兵隊を復活させた
　 らしい。」

近藤「鬼兵隊？！」

(人2)「鬼兵隊って攘夷戦争の時に高杉が率いてた
　 義勇軍のことだよね？」

土方「あァ、文字通り鬼のように強かったらしい。」

近藤「だが今更、そんなもんを作って一体何をする
　 つもりなんだ？」

(人2)「今までやってきたことから推測するに江戸を
　 壊す、又はこの世界自体を壊す…そんな感じ
　 じゃない？」

土方「なんにせよ、奴は危険だ。」

その言葉に近藤は少し考える素振りを見せた。

近藤「…分かった。トシ、奴らの情報を集めるのに
　 全力を尽くしてくれ。」

土方「了解だ。

　 それから近藤さん…
　 素振りは全裸でなくてもいいんじゃねぇか？」

(人2)「ハァ…。」

と、その時、大きな足音を立てて誰かが私達の方へ走ってきた。

山崎「たっ、大変です！
　 また、辻斬りが出たそうです。」

幹部「！！」

山崎「し、しかも、今回の被害者は鬼殺隊の
　 隊士だそうです！」

(人2)「鬼殺隊で？！」

と、その時、鎹鴉のソラが(人2)の元へ飛んできた。

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す