柱の統率者は真選組総長に？！5

･ ページ12

(人2)「それに、一対複数だったら私たちの稽古にも
　 なるはず。

　 柱稽古の再開はみんな賛成でいいね？
　 もちろん、鬼の活動が無くなってから
　 だけど。」

と、(人2)が確認を取ると全員が賛成の意を述べた。

伊黒「それで？二つ目はなんだ？」

(人2)「二つ目は下弦の鬼について。
　 これも、私の一族の書物に書かれていたこと
　 なんだけど、那田蜘蛛山で義勇が殺った下弦
　 の伍は鬼舞辻のお気に入りだったらしいの。
　 これは絶対とは言えないけど、最近下弦の鬼
　 の目撃情報も被害の情報も全くないから、
　 下弦の鬼は解体されている可能がある。
　 もちろん、鬼舞辻が騒ぎを起こさないように
　 命令を下した可能性もあるけど下弦の鬼は
　 解体されたと考えていいと思う。

　 でもそれはつまり、十二鬼月の可能性がある
　 任務は、高確率で上弦ということでもある。

　 だから、しばらくは十二鬼月の可能性がある
　 任務は柱が二人以上で行おうと思ってるんだ
　 けど、皆はどう思う？」

宇髄「いいんじゃねぇか？
　 一人で行かせて、柱が欠けてもそれは俺らに
　 とって不利でしかねぇ。」

その後、全員の賛成の意見が取れ…

(人2)「じゃあ、このことは私が後で御館様に話して
　 おく。

　 今日はとりあえず解散にしよう。
　 遠方の任務の人はそろそろ行かないと
　 いけないだろうし。」

そう言われ外を見てみると、日が傾き始めていた。

･→←･

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す