A組のプリンセス【3rd day】 (ページ3)

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" 犯人は水泳部員？ページ3

クラスが騒めき始める。
その間に電話は終わったらしい。

甲斐「今の話、本当なのかよ？」

柊「なんだ？不満か？
じゃあ10人か？」

『そういう問題じゃないですよ！』

茅野「あのー、今回は姫は？」

柊「ああ、今日は教室でいてもらうよ。
課題をするのは刑事さんだからね」

逢沢「先生は犯人を知っているんですか？
早乙女も！」

柊「見当はついてる」

『私も。本人に確認してないから
合ってるか、分かんないけど、
ビンゴだと思ってるよ』

クラスの表情が凍りつく。

柊「では、これで！」

フェイク動画に水泳部の
ジャージが映っていたから
澪奈にライバル心を
持っていた花恋ちゃん
マネージャーである真壁くんの二人が、
犯人として疑っているようだ。

宇佐美「ジャージだけで
判断するのは危険だと思う」

香帆の言い分は当たっている。

諏訪「普通に入って来たんですけど」

小宮山「よく居られるよね。
元はと言えば全部あんたが悪いのに」

水越「あんたが動画をアップしなきゃ
澪奈は自〇なんかしなかったし
私達がこんな目に遭うこともなかった！」

『涼音、それは言い過ぎだよ！
皆も！確証もない情報に
踊らされていたでしょ？

それなのにまだ、自分は悪くない
って思っているの？

香帆は自分の罪を認めたのに...』

香帆は廊下に出た。

『香帆！』

それをさくらと追っていった。