A組のプリンセス【1st day】 (ページ9)

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" 姫花は知っているページ9

諏訪「待って！何で副委員長の
茅野なの？こんな奴より、
委員長で皆から愛されてる
姫花の方がいいに決まってるでしょ？」

さくらをディスるな！！！

水越「そうだよ！茅野よりも
姫花の方が頭良いし、
澪奈と仲良かったよね？」

甲斐「信用ないやつに任せるなよ」

宇佐美「それとも何？
茅野を回答者にして、
答え外して、誰かを殺そうってつもり？」

柊「そうだ！1つ言い忘れていたが、
早乙女は今日は参加しない」

全員「え？/は？」

甲斐「お前何考えてるんだよ」

石倉「皆の早乙女、奪うなよ！」

皆の、じゃないし、

黒沢「理由を教えて下さい！」

「そうだよ！」と口々に声を揃える。

柊「それぐらいの事なら
教えてやろう。

姫花は知ってるんだよ」

甲斐「何を知ってるんだよ」

柊「影山が自〇した理由だよ」

「え？」とシーンとなる。
そして、私に注目が集まる。

宇佐美「姫花、ぶっきーの
言ってること本当なの？」

『うん、澪奈の相談に乗っていたから、
澪奈の事は、このクラスの誰よりも
知ってるつもりだよ』

そうでありたい。

柊「お前ら、
絶対早乙女に聞きに行くだろ？」

シーンとなった。

柊「美術室で待ってもらうだけだ。
夜の7時まで。
大丈夫だ、口封じでこ○したりしないから。
それが嫌なら、今すぐナイフ、
早乙女でこ○そうか？」

宇佐美「分かった、分かったから
姫花に手を出さないで！」

甲斐「ちくしょー！」

隼人は椅子を窓に投げつけた。

窓は強化ガラスだから割れないよ。

柊「それじゃあみんなには
話し合ってもらおうか。
俺と早乙女は美術室にいる」

逢沢「あの、先生！
もし景山の自/ 殺した原因が」
このクラスの誰かだったら
そいつはどうなるんですか？」

柊「そうだな…。
それなりの裁きは受けてもらうかな」

そして、一颯は指で頭を二回つついた。

柊「Let's think」

柊「早乙女、ついでに
袋持ってくれ」

『は、はい』

私はスマホと携帯が入ってる袋を持って、
教室を出て行った先生の後を、
追いかけようとする。

諏訪「姫花…気をつけてよ」

『うん』

唯月に笑いかけ、
私は美術室へと足を運んだ。

その後ろをさくらが追っていく。