" 優しさ ページ23
全員「!?」
柊「でも、お前、忘れたか?
俺を止めようとしたらどうなるか?」
『!?』
私は静かに下がった。
そして、一颯はナイフを
勢いよく振り下ろした。
それは心臓に刺さり、
血が溢れ出ていた。
水越「嘘でしょ…蓮!蓮!!」
甲斐「殺したのかよ…
本当に殺したのかって
聞いてんだよ!おい!」
柊「これで大人しくしてもらえますか?
それともまだ…死人を増やしますか?
今日の授業はこれで終わりだ、お疲れ様。
茅野、ノートパソコン持ってこい」
一颯はそう言うと
中尾くんの足を持ち、引きずろうとした。
見てられない
『柊先生、亡くなったからって
乱暴にしないでください!
私、頭持ちますよ!』
と、よいしょ
中尾くんの頭を持って
先生の後をついて行った。
柊「そこに置いといて」
さくらへそう言った。
私と一颯は中尾くんを運ぶ。
茅野「これ……」
一颯が描いた澪奈の絵だ。
切り裂かれた、無表情の澪奈の絵。
その下には、笑顔の澪奈の絵がある。
『よく描けてるよね?』
茅野「姫...」
『私も見つけた時、
思い出したよ。澪奈との思い出』
柊「茅野、もういいよ。
戻っていい」
茅野「姫は?」
『私、薬飲まないと...先に帰ってて』
茅野「そっか。じゃあ、また後で」
さくらは美術室を出て行った。
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あ - ゴミ (2023年1月6日 11時) (レス) @page1 id: 69e45038e5 (このIDを非表示/違反報告)
姫さま(プロフ) - 桃チョコさん» すみませんが、出来ません。お返事遅くなってごめんなさい。 (2021年6月15日 21時) (レス) id: 3ebcc959fb (このIDを非表示/違反報告)
桃チョコ(プロフ) - 名前を変えることはできませんか? (2021年4月24日 14時) (レス) id: f23313bd4e (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 名前変えられないですね (2021年1月28日 0時) (レス) id: 9bae7bfea3 (このIDを非表示/違反報告)
姫さま2代目(プロフ) - 気軽にコメントお願いします!アンチコメはお断りです。 (2020年8月28日 19時) (レス) id: b829960b29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:姫さま2代目 | 作成日時:2020年8月28日 19時