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山登り2 ページ10

登山があまり好きじゃなくて、

寒いところが苦手。

それに、有酸素運動をしたり、

寒いところにしばらくいると

頭が痛くなる。


登山なんて酸素が薄くなる尚更。



いくら友達でも涼音と唯月には

迷惑はかけたくなかった。



ゆっくり登り始める。

後ろからB組、C組が抜かしてくる。



体に負担がかからないように登って、

たまに休んでを繰り返してると、

周りに人がいなくなってしまっていた。


ふと上を見上げると、急すぎる崖があった。

明らかに不自然なそれを見て、私は悟った。


迷った。道をどこかで間違えた。



諏訪side 山頂

「姫花まだかな?」



水越「後ろの方に居そうだけど、

あれ?もしかしてぶっきー?」



「ぶっきーって

1番後ろにいるはずだったよね?」



水越「うん」



涼音と急いでぶっきーの元へ駆け寄った。



「ぶっきー!!!」



柊「なんだ?」



「ぶっきーって

1番後ろで登ってたんでしょ?」



柊「ああ。それがどうした?」


水越「後ろの方にいるはずの姫花が

いないの!」



涼音の声が周りに聞こえたらしく、

ザワザワし始める。



甲斐「他のクラスに奴に捕まったんじゃね?

あいつモテるから」



柊「……………」



「姫花の人気を舐めないで!

姫花がもしもここにいるなら、

それだけで大騒ぎになる。


いつもそうだろ?」



姫花が他クラスに遊びに行っただけで

クラス中の話題になっている。


なのに、今日は静かだ。

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設定タグ:3年A組 , 柊一颯 , 番外編   
作品ジャンル:ラブコメ
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姫さま(プロフ) - ぽんさん» わざわざありがとうございます。 (2021年1月11日 12時) (レス) id: a5bfd9a807 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:姫さま2代目 | 作成日時:2021年1月11日 8時

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