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春美の楽屋
あこ「失礼します」
『ステージとっても良かったわ!!!』
あこ「ありがとうございます、でも先輩の方が
凄いかったですわ。本当に尊敬します」
『ありがとう!』
トントントン
すばる「おーい!春美!!!」
『あ!すばる』
あこ「す、すばるきゅん!?(*/ω\*)キャー!!」
と楽屋の隅に隠れてしまったあこちゃん。
すばる「良かった、ステージ」
『ありがとう!』
私はお茶の準備をする為にすばるに背を向ける。
すばる「流石は俺の春美だな」
『キャッ』
すばるがいきなりバッグハグしてきた。
『ちょっとやめての!』
すばる「良いだろ?こんな時ぐらい」
『ちょっとだけよ?』
1分ほど抱きついてから離れた。
すばる「春美」
『ん?…………////』
次はキス。
『どうしたの?今日はかなり積極的だね』
すばる「最近会えてなくて寂しかったから」
『今日、晩御飯一緒に食べるじゃない』
トントントン
朝陽くんとかなたくんと望くんが来てくれた。
望「すばるくん、やっぱり居た!」
かなた「そろそろ仕事だ!」
朝陽「春美!」
また飛びついて来る朝陽くん。
すばるが守ってくれた。
朝陽「ぐふっ。すばるくんと別れる時は
すぐに僕に言ってね!いつでも待ってるよ」
『えっと、あ、うん』
すばる「残念だな、俺らは両想いだからな」
あこ「え!?」
あこちゃんの声は誰も気づかなかった。1人除いて。
かなた「ん?」
すばる「そろそろ諦めろよ。俺らそろそろ行くわ」
『うん、また後で』
すばる「ん」
楽屋内が一気に静かになった。
あこ「春美先輩…………」
『あ、あこちゃん!?そうだった、居たんだよね』
あこ「あのーそのー、すばるきゅんと
付き合っているんですか?」
『………あこちゃん………』
あこ「私はすばるきゅんのファンですわ!」
『ファンだったんだね、気づけなくてごめんね。
だから、卵料理が好きなのを知ってたんだね』
あこ「てことはさっきのはやっぱり………」
『うん。私、すばると付き合ってるよ』
あこ「…………春美先輩!私はすばるきゅ、
いえ、すばる先輩を自分の力で動かしてみせます」
『望むところよ』
あこ「それでは失礼します」
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作者名:姫さま2代目 x他1人 | 作成日時:2020年12月6日 0時