13ｰ3 ページ47
朝陽「これ落とした人知ってる？」
小春「それは私の」
ツバサ「えぇ？」
夜空「じゃあ今かけてるのは？」
小春「ありがとうございます。かからない」
小春デレラの本当のメガネは壊れてしまった。
朝日「運命のお姫様はいなかった。て事で」
魔王の城の中 春美side
ひめ「ゆめ」
『大丈夫、助けてくれるわ』
すばる「ここに連れて来られた理由は？」
ひめと春美「妖精の羽」
すばる「そうだ、その通り！
お前達はワクワクすると羽が生えるのだろ？
手に入れた者に新たなる力を授けてくれる」
『ワクワクなんてしないわ』
ひめ「諦めなさい」
すばる「そう言うと思って用意した」
ひめと春美「それは！」
すばる「聞いたところによるとお前たちは"星々の
集い"と言う名のメルヘンなお茶会が好きらしい。
う〜んいい香りだ、どうだ？ワクワクしたか？」
ひめ「ちっとも」
『ワクワクなんてしないわ』
すばる「じゃあこれはどうだ？」
ひめ「うわぁ〜」
すばる「辛さMAX激辛カレーだぞ？
どうだこの香り、それにこのとろみ」
ひめ「うう、わくわくなんて、しないわ」
『お姉ちゃん………』
すばる「デザートは特大フルーツパフェだな」
『パ………パフェ…………』
ひめ「春美、気をしっかり！」
『………ワクワクなんて…………しないわ』
すばる「強情なやつだ、いいだろう
最後の手段を使うとするか」
ひめ「ゆめ…………」
『助けて…………』
ゆめside
手下２「我ら魔王の手下」
手下１２３「先生３人衆」
「また勝負ですか？」
望「で、誰が相手ですか？」
手下１３「私よ」
手下２「ここは僕の出番だろ」
手下１「リベンジさせて頂戴！」
手下３「負けたくせに図々しい」
望「ゆめちゃん、今のうちに行こう」
「だね！」
ローラ「おばあさん、お加減いかが？」
アンナ「最高にロックなメガネを無くして
しまってよく見えない。もっと顔をよく見せてくれ」
ローラ「アンナおばあさん、あなたのお口は
どうしてそんなに大きいの？」
アンナ「私の口が大きいのは」
ローラ「大きいのは？」
アンナ「歌うためだよベイビー」
ローラ「私も負けてないわよ！」
手下３「我ら魔王の手下、って」
あともう少しで魔王の城だ。
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作者名：姫さま2代目 | 作成日時：2020年10月30日 22時
