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" 行かないで ページ34

柊「姫、お前は教室に戻れ」



『行かないで!!!』



準備室に入ろうとする一颯を、

私は必死に止める。


なんで止めるのか、自分でも分からない。

でも、止めないと後悔する。

そう咄嗟に思った。


でも、一颯は私を床へ放り投げた。



『私は!!一颯がこれ以上

悪者にされるのだけは嫌なの!!』



それでも一颯は準備室へ入ろうとする。

私はそれを、再び止める。

しかし、また床に投げ出される。


『一颯が自分を犠牲にして……
1人で全部を背負いこもうと


すればするほど!苦しい……』



涙を流しながら叫ぶ。



一颯は目を閉じ、

静かに準備室のドアに手をかけた。

" 一緒に→←" 最後の欲求



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設定タグ:3年A組 , 柊一颯   
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作者名:姫さま2代目 | 作成日時:2020年10月11日 16時

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