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「あーあ、君の可愛い顔が台無しじゃないか。僕が食べてあげなきゃね!あーん……」




「お姉ちゃんっっ!」






「あれ?君は誰?あ、もしかしてこの子の妹?君も食べてあげるよ!!」




そう言って私の方に手が伸びてきた。





「助けて……助けてぇぇ!!!」








バッと起き上がるとそこには壁が見える。



「な、なんだぁ……夢か…」






はぁ、と溜息をつくと







「A様、文通が届いております。」




と扉をノックする隠の人。





「あ、はい。どうぞ」



「こちらを…」




「ありがとう」




私は手紙を開く。





するとそこには




A様へ


A、元気にしてる?久しぶりね。

あまり関わったことは無いけれど、師範がものすごく貴方の事を褒めていらしたものだから。

私と同じ時に鬼殺隊に入ったのに柱だなんて、とても羨ましい。

今度予定が合えば、何処か行きましょうね。



栗花落カナヲ





カナヲ……。


最終選別の時の……




遊べたらいいな、




「A!早くイソゲ!キョウチューゴーカイギ!」


「あ!わすれてた!急ぐ!ちょっと待って!」





私は急いで支度し、邸を出た。





「血気術……幼児化。」




私が気づき、対処しようと思ったのはもう遅かった。




「ちょ、何これ。どうしよ、流星…」




「ア!シノブシノブ!」



流星が呼ぶ方を見るとそこにはしのぶさんがいた。




「あらあら、Aの流星と……その子は?」



「しのぶさん!どうしよう……私、血気術で小さくなったの」



「Aですか!?なんて可愛いのかしら……」




そう言い抱き上げられ




「では私と一緒に行きましょう!」




「でも私…みんなの前に出れないよ……」




「大丈夫です!私が何とかしますから!甘露寺さんも気に入ってくださるはずだわ!」



るんるんと鼻歌を歌いながら行くしのぶさん。私は鬼にイラつきむすっとしていた。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎 , 我妻善逸   
作品ジャンル:アニメ
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ゆいあ(プロフ) - オタクさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年9月11日 7時) (レス) id: e238bae155 (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 好きです!!更新頑張ってください! (2020年9月10日 21時) (レス) id: 069b2b7513 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆいあ | 作成日時:2020年9月1日 18時

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