正気 ページ22
今夜私は鬼の見回りに来ている。
「……!」
鬼の気配が強い。
私は走って走って、ようやく着いた場所は。
し、師範……!!!
瀚溭とかかれた表札に私は放心状態。
恐らく中にいるのは鬼。
師範はもう殺られている……だって
輝が今、私の目の前から消えた。
「許さない……許さない……」
私は目に見えぬ速さで、鬼の首に刃を振るう。
「早く死んで下さい…お前が喰った人間は……お前が喰った人間は、誰かにとって大事な人で…いなきゃいけない存在だったんだよ!……それをよくも喰いやがって……はやく死んで地獄へ行け。早く早く!!」
私は鬼の体に刃をグサグサ刺しては抜きの繰り返しをしていた。
瀚溭さん……瀚溭さん……
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ゆいあ(プロフ) - オタクさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年9月11日 7時) (レス) id: e238bae155 (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 好きです!!更新頑張ってください! (2020年9月10日 21時) (レス) id: 069b2b7513 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆいあ | 作成日時:2020年9月1日 18時