柱たちに困るぐらい愛される〜其の弐〜

伍拾壱話 ページ6

A「あー、伊之助くんや、もう一度女装してくれぬか……」

伊之助「めんどくせー！いくら子分の頼みでもそれは嫌だ！」

A「ちぇー」

伊之助可愛いからもう一回見たかったのに……


天元「派手に地味な顔してるな！」

派手に地味とは……？

A「伊之助親分にもう一回女装して欲しかったのに……」

天元「だったら俺様が派手に……」

A「いや、伊之助が良い」

天元「Σ(ﾟдﾟlll)」

杏寿朗「よもや！フラれてしまったようだな！」

A「煉獄さんもいたんだー」

杏寿朗「なら俺が女装しよう！」

A「煉獄さんじゃなくて伊之助がいいの！」

杏寿朗「よ、よもや……」


もー！

なんでみんな分かってくれないのか……

伊之助の女の子みたいな顔が女物の着物を着てるのがいいんだよー！

蜜璃「あら？煉獄さんと宇髄さんが落ち込んでるわ！どうしたのかしら！」

しのぶ「いや、あれは落ち込むを超えて落ち沈んでいませんかね？」

A「あ！しのぶちゃんに蜜璃ちゃん！」

しのぶ「どうしてこの2人は落ち沈んで廃人と化しているのですか？」

A「実はねー……」


しのぶ「なるほど……」

蜜璃「Aちゃんは伊之助くんの女装が見たいのに、あの2人が妨害？して来たのね！」

A「でも私も言い過ぎたかな？」

しのぶ「うーん、そうですねぇ」

蜜璃「あ！謝ったらあの2人も復活するかも！？」


A「おーい、天元、煉獄さん、ごめんね？

でも私は伊之助の女装が見たかったんだよね。

だからって言い過ぎちゃって、ごめんなさい」

天元、杏寿朗「「許す」」

蜜璃「復活したわ！Aちゃんモテモテね！素敵！」

しのぶ「仲がいいのはいい事ですね！」

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