柱たちに困るぐらい愛される〜其の弐〜

伍拾漆話 ページ12

A「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃」

ｻﾞｼｭｯ

絶賛鬼狩り中ですよ！

あ〜……

この人達、主食ワカメになったんだよねー……

A「本当にごめんね？」


ハイ、この辺の鬼は倒し終わりましたね

A「かーえろ〜………って雨！？」

雨降ってきやがった！

傘ないよ！？

どうしよう！？

ま、強行突破じゃ！←


A「ただいまぁぁぁ！雪斗ぉぉ！」

雪斗「お帰りなさい師範んんんんんん！？」

テンション高いな！？

雪斗「なんでびしょ濡れなんですか！？傘は！？」

A「忘れた！あはは！」

雪斗「あははじゃない！さっさと風呂入れ！」

んん？雪斗くん？口悪くないかい？

とりあえずお風呂入ろ


ー次の日ー

雪斗「師範……」

案の定風邪引きましたね、ハイ

A「すまん……」

雪斗「師範、馬鹿ですか？」

A「ハイ」

雪斗「知ってました」

なら聞くな！


天元「A！！！！見舞いに来たぞ！！！」

A「うるせぇ！！」

杏寿朗「お邪魔する！」

オイ誰だこいつら呼んだやつ

A「眠い。寝よ。おやすみ」

雪斗「え？折角音柱様と炎柱様が……」

A「気にするな」←

雪斗「ですね」←


A「ん……」

天元「やっと起きたか！」

杏寿朗「体調はどうだ！？」

A「うるさ……」

寝起きでコレはきつい……

てかさっきよりだるい……

熱上がったな、絶対

A「しのぶちゃん呼んでくれ……」

私に薬を恵んで……

杏寿朗「生憎、胡蝶は今任務中だ！」

A「ってかお前ら還れよ」

天元「ん？字がおかしい気が……」

A「合ってるわ。土に還れ」←

杏寿朗「うむ！酷いな！」

A「なら屋敷に帰れ」

杏寿朗「しかし病人を置いて帰るのは……」

A「いいから帰れ……」

天元「派手に反対だ！」

A「煩い、風邪移すぞ」


杏寿朗「別に構わない！」

は？

天元「俺らに移して治るなら、派手に移せ！」

は？

A「お前ら頭おかしーだろ……」

伍拾捌話→←伍拾陸話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す