戻ってきた彼女は共犯者でした【2】 (ページ8)

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香「ってことは、あのフェイク動画を撮ったのは里見…？」

クラスの視線が里見くんへと移る。

真「お前があの動画を撮ったのか。」

真壁くんが問い詰めると、里見くんはあぁ。と肯定した。

【過去】

あれはある日の放課後。絵を描きながられいちゃんと話してると。

澪『ねぇ、Aって好きな人とかいるの？』

『んん！？い、居ないよ』

澪『嘘下手笑そっかぁどんな人なの？』

『うーん、優しくてかっこいいけどたまにかわいい所もあって

私のことを1番に考えてくれる人…』

澪『へぇ〜いつか伝えられるといいね！』

『ふふっ、うんでもなんで急にそんな話？』

澪『…実はこの間里見くんに告白されたんだ。』

『え、里見くんが！？』

れいちゃんは声が大きいと口元に人差し指を持っていった。

『あ、ごめん…で？れいちゃんはなんて答えたの？』

澪『ごめん、って断ったよ。そしたら男見る目ないなって』

『はぁ？何それ自意識過剰か笑

まぁれいちゃんは真壁くんだもんね〜』

澪『え、ちょ、なんで！笑』

『あははっ笑応援してるよ〜』

なんて笑いあってたのに、あれは大会後の会話

澪『あのね、今日更衣室に里見くんが居たの…』

『は…？ちょそれやばくない、？』

澪『すぐどっか行っちゃったからなんで居たのか、聞けなかった…』

『…分かった、今度私が聞いとく！とりあえず今は一旦忘れよ？

あ、そうだお腹空いてない？ご飯いこ、ご飯！』

と私は彼女の腕を引っ張りその後他愛のない話をしていた。