戻ってきた彼女は共犯者でした【2】 (ページ6)

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準備室で私は涙を拭いながら教室の様子を見る。

唯［あんた自分がAに何言ったかわかってんの！？］

涼［…］

唯［…探してくる］

小［ちょっ、ここにいなよあいつは私らの敵なんだよ？］

唯［…私は一年の頃からあの子を知ってる。Aは理由もなく人を裏切るような人じゃない］

隼［じゃあなんで共犯なんかになってんだよ。］

唯［…何か理由があるに決まってる。］

「唯月…っ」

柊「諏訪は本当にお前の事が大好きなんだな。」

「…ありがと、唯月」

私は泣き疲れたせいかそのまま彼の膝の上で眠ってしまった。

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柊side

夜になっても起きない彼女、余程疲れが溜まってるのかはたまた病気のせいか…こいつが寝てるところを見るうと安心してたのに病気が再発したと言われた日から

眠ってるのか死んでるのか不安になることが多くなった。

俺は可哀想だが寝てるAを起こし、完全に目が覚めたらこいと伝えた。

約束の時間になり俺はスマホを持ちながら、教室に入った。

さ「先生…Aは、」

茅野が心配そうに聞くと諏訪が視線をこっちに向ける。

「…寝てるが今起きたもうすぐこっちにくるだろう。にしても酷いなぁ？

3年間ずっと一緒にいたのに大っ嫌いなんて」

涼「…っ」

唯「…あの子は」

「泣いてたよ、ずっと。」

A「余計なこと言わなくていいから。」

「お、来たな。よし

僅かな可能性にかけて、フェイク動画を撮った人！」」

そう問いかけるも結局手を挙げる者はいなかった。