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唯「それを知った時あぁ、誰も本当の私は求めてないんだなって。でもAを見た時この人なら分かってくれるかもと思ったの。
落ち込んだ時は貴方の絵に励まされてきた。」
「ふふっ、嬉しいよかった絵を描いてて。はい出来たよ」
描き終えた絵を見せると唯月は嬉しそうに抱きついてきた。
2年になっても3年になって体調を崩すことが増えて、あのフェイク動画が流れ出した時も1番心配してくれたのは、唯月だった。常にそばにいてくれるのは彼女だった
だから私はまたいつか貴方を描きたい。卒業前に私の命が尽きるまでに、繊細な彼女を絵で表現したい。
だからいつか貴方の抱えてるものを教えてほしい、私もその時は教えるから。
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作者名：蜜柑 | 作成日時：2023年9月12日 1時
