四十九話 ページ4
それからのこと
私が目覚めたことを知ったメンバーはすぐに病院に駆け付けた。
そして
ダ「A…裏切って本当にごめんなさい」
ぺ「今まで酷いことしてきて…ごめんなさい」
ザ「Aのこと信じてやれなくて本当ごめんなさい」
「ダーマ…ぺけたん…ザカオ…」
マ「最初からAのこと気付けなくて…本当ごめん」
モ「俺、Aを最初から信じてやることが出来なくてすごく後悔した…本当にごめんなさい」
ン「僕もごめんなさい…でももうAちゃんを悲しませるようなことは絶対にしないから!」
「マサイ…モトキ…ンダホ」
シ「今で本当に悪かった、でも次は俺達がAを守るから…だからまたいつもみたいに俺達と…笑ってくれるか?」
「シルク……
うん、またシルク達と……
このメンバーでずっとずっと笑顔でいたい」
そう笑顔で私は言った
私の目からはまた涙が溢れていた
みんなも、普段見せない涙を私に見せていた。
みんなの泣き顔と笑顔を見たらなぜか安心した
前みたいな普通の関係に戻れたから
あぁ…
もう…苦しいことなんて、悲しいことなんてないんだ
私はもうひとりぼっちじゃない
これから先、このメンバーと
笑いあって日々を送るから
もう怖い思いをしなくてもいい
怯えなくてもいい
もっと自信を持って前に進めばいい
そう自分に言い聞かせた
以前の私と正反対のことを思って
あれから1週間
私はあと数日で退院出来る状態になっていた。
教室に入るのはまだちょっと不安だけど…
早くみんなと生活したい
そんな思いで私はワクワクしていた。
あの子のことをすっかりと忘れて
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大福 - ホントーにサイコーでした!カキツキさん大好きです (2019年12月21日 13時) (レス) id: 77e4444b06 (このIDを非表示/違反報告)
クラン - 胸が裂けそうな、良い小説でした!面白かったです! (2019年5月14日 20時) (レス) id: aaa72f7584 (このIDを非表示/違反報告)
Wolf - 泣きました!めちゃくちゃ面白かったです!訳あってお気に入り登録出来ないのですが…面白かったです! (2018年8月23日 16時) (レス) id: 91db287f2f (このIDを非表示/違反報告)
ウオタミ(´ω`) - 泣きましたどうしてくれるんですか。嘘ですめっちゃ良かったですありがとうございます(?) (2018年7月31日 2時) (レス) id: e4502fcf6f (このIDを非表示/違反報告)
るーみゃ(プロフ) - 今更ながらこの話を最初から読ませていただきましたが…泣きました。泣ける話なのでとても私はこの話が好きです。これからも期待しております! (2018年7月17日 23時) (レス) id: 5d78aa602e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カキツキ | 作成日時:2017年9月9日 1時