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明らかに様子が違ってて、トレードマークのケモ耳も何だかいつもより下を向いてしまっている。
『急にどうしたの？』
ラ「いやぁ別になんでもないッスよ。…それにしても、ホントにあの双子には困ったもんスねぇ。じゃあオレもうそろそろ仕事に戻りますわ」
特に追加の注文があったわけでもお会計のお客さんがいるわけでもない。
怯えるようにして大慌てで駆けて行く後ろ姿を見てぼんやりと
『…あっお皿の回収か』
なんて考え、私もそろそろ戻ろうかと足を進めた時だった。
フ「多分違うと思うよぉ」
『えっ』
唐突に伸びてきた手に引っ張られ、背後から抱き留められる。
『…もう皿洗いは終わったんですか？』
声の主は何となく予想がついていたがフロイドだ。
頭上から聞こえる声は何だか楽しそう。でも手はお腹の前でガッチリ組まれていて、前のように抜けられる隙すら与えてくれない。
フ「さっき終わったー。…てかさぁこんなところでサボりとか、タコちゃん意外と悪い子だったり？」
『うっ、すみませんこれは私が悪いです…』
言い訳のしようもない。ラギーも同罪だがそんな小学生みたいなこと言いはしない。
『じゃあもう接客に戻るんで…とりあえず話してくれませんかね』
組まれた腕を力一杯に押したけれどビクともしない。分かっていたけど何よりこの流れは嫌な予感しかしなかった。
フ「だーめ♡サボった罰としてお仕置き、ね？」
耳元で囁かれた声が、そのまま頭に響いてくる。
ふっ、と自分の口から息が漏れだすのが分かる。
腹部に回された手はするりとシャツの下に潜り込み、腰やへそ周りをなぞる様にゆっくりと撫でてくる。
くすぐったいとはまた違った感覚に体が震えた。
『っふ、フロイド…！？お店！戻るから離してください！』
フ「ん？いーじゃん、今店落ち着いてるみたいだし」
ぜんっぜんよくない！
抵抗しようとも依然体を撫でつける手は止まらない。
フ「それよりさぁ…タコちゃん今どういう状況かわかってる？」
『何ですか…さっき見たく服剥かれそうになってることはよーく分かってますよ！』
抵抗できないなら大声でも出してやると口を開けば、すかさず片手で覆われた。
フ「シーッ。…ここってお客さんからギリギリ見えないとこだからさぁ、もしタコちゃんが大声出して誰かに気づかれたら＿」
ニイッとイタズラ心満面の笑みを浮かべるその顔に怒りを通り越し、今度は呆れのため息が零れた。
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ラム - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2020年11月23日 1時) (
レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖菓子(プロフ) - よるさん» ありがとうございます…！励みになります(*´Д｀) (2020年11月22日 23時) (レス) id: 8b9aaa4e76 (このIDを非表示/違反報告)
よる - よき…(吐血)(歓喜) (2020年7月17日 21時) (レス) id: 68950930bb (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 砂糖菓子さん» リクエスト書いていただきありがとうございます！うちにある鮫の大きいぬいぐるみ抱えて ん"っ！ってなってました！大満足です！ありがとうございました！！ (2020年5月21日 8時) (レス) id: bdf8793398 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖菓子(プロフ) - ゆんさん» ドキドキしてもらえてるようで何よりです…！リクエストもありがとうございます！本編同時進行で書かせていただきますm(_ _)mちょっとディープになるかもしれないんですけど大丈夫ですかね… (2020年5月18日 1時) (レス) id: aa4bfdf71f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂糖菓子 | 作者ホームページ：
作成日時：2020年5月6日 6時
