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ジェ「Aさん、このドリンクを３番テーブルにお願いします」
『はっ、はい！』
仕事が始まってから大体２時間くらいが経った。
初めのうちはお客さんの出入りはまずまずと言ったところだったけど、正直この店の客入りを舐めてた。
軽食やドリンクの注文が、サバナクローの生徒が入店した途端に重量級の肉系統の料理に変わり、ドリンクの注文量も約２倍。
大して鍛えてる訳でもない腕はプルプル震えている。
『お待たせしました！』
料理皿をテーブルにドンッと置けばやっと来たかと言わんばかりに見られる。
勘弁してくださいこれでも急いだんです…
空になったお皿を持っていけば私の仕事は一旦お休み。
お客さんの視界から外れているカウンターの奥へ引っ込み、深くため息ついた。
『めっちゃ食べるじゃんサバナクローの人達！胃袋どうなってんの！？』
ラ「サバナクローの寮生は普段からあれぐらい食べるんスよ」
『嘘でしょ』
マジっスよー、と笑いながら返事をしてくれるこの子はサバナクロー寮生のラギー。
めちゃくちゃフレンドリーで、本人も敬語はいらないと言ってくれたから今では唯一軽口叩ける先輩だ。
『…先輩が皆ラギーみたいな人ならもっと話しやすいのになぁ』
ラ「オレみたいに？…あーそういえばAちゃんオクタヴィネルだからあの双子いるんスねぇ、ご愁傷様ッス」
絶対思ってないよこの人。
『双子…正確にはにフロイドが大変というかなんというか』
ラ「シシッ！その感じは既に何かあった感じッスね？」
楽しそうに次の言葉を待ってるところ悪いけど、これは絶対人に話せるもんじゃない！
入学早々に始まった数々の出来事…思い出すだけでも恥ずかしさがこみ上げてくる。
『言えないかなぁ…』
ラ「うわホントに何されたんスか…」
表情から察してくれたのかそれ以上は追及されず、ただ無言で肩を抱き寄せられて頭を撫でてくれた。
お兄ちゃんがいたらこんな感じなのかなぁ。
ラ「よしよーし…てかそんなに大変ならうちの寮に来ないッスか？少なくとも悪い奴はいないし毎日楽しいッスよ？」
『…それ、ありなの？』
ラギーも冗談を言うのかと嬉しくなって、思わずノリで聞き返せば笑顔で頷かれた。
『確かにこっちの寮よりは平和そうだし、いいかもね』
それじゃあ、と話しを続けようとしたラギーの顔が急激に曇り、抱き寄せられていた肩をパッと離される。
『えっ？』
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ラム - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2020年11月23日 1時) (
レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖菓子(プロフ) - よるさん» ありがとうございます…！励みになります(*´Д｀) (2020年11月22日 23時) (レス) id: 8b9aaa4e76 (このIDを非表示/違反報告)
よる - よき…(吐血)(歓喜) (2020年7月17日 21時) (レス) id: 68950930bb (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 砂糖菓子さん» リクエスト書いていただきありがとうございます！うちにある鮫の大きいぬいぐるみ抱えて ん"っ！ってなってました！大満足です！ありがとうございました！！ (2020年5月21日 8時) (レス) id: bdf8793398 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖菓子(プロフ) - ゆんさん» ドキドキしてもらえてるようで何よりです…！リクエストもありがとうございます！本編同時進行で書かせていただきますm(_ _)mちょっとディープになるかもしれないんですけど大丈夫ですかね… (2020年5月18日 1時) (レス) id: aa4bfdf71f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂糖菓子 | 作者ホームページ：
作成日時：2020年5月6日 6時
