【文豪ストレイドッグス】〇〇しないと出られない部屋にももう慣れました！

月が綺麗ですねと言って深いキスをしないと出られない部屋【太宰治】【国木田独歩】 ページ42

「やぁ。Aちゃん。」

『どうも。』


…何時もの部屋である。


「えーっと。今回は？」

『…お題が無いんです。』

「……君には見えてないようだ。 私には見える。」


早く終わらせてと云う意味で睨むと、笑われた。


「処で…月が綺麗だね。」

『頭大丈夫で…！？』


…心配しようとしたら、キスで塞がれた口。

水の音が耳に響き、腰が抜けてしまった。



【ｶﾞﾁｬﾘ】



『…！ 莫迦！』

「早く終わらせてと見てきたのは君じゃないか。」


二人で部屋を出た。







──────


『えーっと？ 国木田さーん？』

「…何だ。」

『壁をそんな見て如何しました？』

「…見えてないのか？」


国木田さんの睨む壁を見ても何も見えなく、コクリと頷いた。

すると、ため息をつき、国木田さんが近付いてきた。


「…月が…綺麗だ。」


其の言葉を言い終わると更に近づき、私にキスを落とした。

深く、ゆっくりと行われる深いキスに恥ずかしくなり、顔を逸らした。



【ｶﾞﾁｬﾘ】



「行くぞ。」

『ふぁい…』


舌が回らなかった。







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5話分使いました←

りんさん。リクエストありがとうございました、

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