【文豪ストレイドッグス】〇〇しないと出られない部屋にももう慣れました！

お互いを照れさせないと出られない部屋【黒の時代 太宰治】 ページ33

「…やれやれ。此処は前に織田作と安吾と閉じ込められた処じゃ無いか…」

『そうですね。』

「此処はお互いを照れさせないと出られない部屋か…」

『そうですね。』


強張る私。マイペースな太宰さん。


「そんなに緊張しなくても…何もしないさ。」

『は、い。』

「部屋の内容によるけど。」


急に距離が縮み、太宰さんの匂いに包まれる。


『…！？』

「上向いて？」

『遠慮させていただきます。』

「上向いて。」

『嫌です。』


不機嫌な声色に、怖気づいたが、声に出さないように間を入れず答えた。

…そして、バッと前を向き、キスをする。


『…照れました？』

「少しね。」


胸倉を掴まれて、無理矢理キスをされる。 上手なキスに、顔が熱くなる。



【ｶﾞﾁｬﾘ】



「云うことを聞かない女性は嫌いじゃない。」


先に出ていってしまった太宰さん。

…不思議な雰囲気の人だった。







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学校と塾… 両方あると更新があああ←

名無しさん。リクエストありがとうございました(`･ω･´)ゞ

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