【文豪ストレイドッグス】〇〇しないと出られない部屋にももう慣れました！

お化け屋敷に行かないと出られない部屋【太宰治】 ページ4

『ねぇ。此処は良くないよ。』

「…何故だい？ 此処は入れば良いみたいだよ？」


…何時もの部屋は少し異様。否、大分異様だ。

お化け屋敷の文字が大胆にもドアに設置されている。 部屋に書いてあるのは【お化け屋敷に行かないと出られない部屋】

…入れと云うことだろう。


『私お化け屋敷とか嫌いなの。入りたくない…っ』

「でも、此れは生死に関わるよ。入ったほうが懸命だ。 一人で行っても別に良いけど…？」

『置いてかないで…お願いだから…っ』


太宰さんの服にしがみつく。


「……意外な一面もあるのだね。」


余裕そうにドアを開けた太宰さん。 私もついていく。否…行こうとした。

太宰さんが入った瞬間、ドアが閉まった。


「Aちゃん！」


…抵抗虚しく閉まった。私がドアを開けようとしても、開かない…


『…死ぬる…』


すると、ドアが開いた。


「…異能無効化のお陰か…。 離れないように、抱きついて来給え。」

『…』


素直に抱きつく。其の儘お化け屋敷開始だ。


「…足元、気をつけて。」

『…うん。』


後ろから声がして、抱きしめる力を強くする。


『あああああ… 何かいる。何かいるって！ 殺される！』

「私がいるから大丈夫だ。」

『ん…』


太宰さんに泣きつきながらも、お化け屋敷を終えた。
…出た後弄られることが無ければ、太宰さんはカッコよかった。







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太宰さんに抱きつきたい。

いちごだいふくさん。リクエストありがとうございました。



此方の話、出た後の太宰さんと夢主のわちゃわちゃ(?)書こうか悩みました←

みたい！って人がいたら、いちご茶の作品諸々【文豪ストレイドッグス】にて、リクエストお願いします。

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