【文豪ストレイドッグス】〇〇しないと出られない部屋に閉じ込められました。

キスマークを付けないと出られない部屋【江戸川乱歩】 ページ26

「ん！あ。此処かぁ… さてさて？ 今回は…キスマークを付けないと出られない部屋。ねぇ。」


…乱歩さんと、何時もの部屋にきてしまった。

そして、一番の問題は起きるタイミングを見過ごしたことだ。

如何しよう…


「ねー？ Aっち〜？起きてるんでしょ？」

『…』


キスマークを付けないと出られない部屋と聞いて起きれるわけが無い…！


「あ〜。どうせ、キスマークを付けないと出られない部屋って聞いて怖気づいてるんでしょ？」


何でもお見通しな乱歩さん。


「…僕待つの嫌いだから…しちゃうね？」


乱歩さんの腕が私の手に重なって、引きつけられる。


『わ…』

「ほぉら。起きてた。 じゃあ、やるからね？」

『な、にを、！』

「…聞いてたでしょ？キスマークつけるの。」

『う、…』


抵抗する間も無く、乱歩さんに手を握られた状態で、首元にキスマークが付けられる。



【ｶﾞﾁｬﾘ】



「開いたね。」

『う、…何でこんな見やすいところに…』

「…僕のものって印。消そうとしちゃだめだからねー！」


スキップで部屋を去る乱歩さんのあとを小走りで追った。







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リクエスト嬉しすぎるうう！

枝垂桜さん！リクエストありがとうございました。

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