06 Merry Christmas ページ6
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「毎年楽しいけど、大人になってこういうのやるの子どものころを思い出すなぁ。」
アヤ「分かります。」
「アヤは…」
どんなクリスマスを過ごしたの？と聞きそうになって口を閉ざした。
考えてみれば、中学生からアイドルをしているアヤにクリスマスの思い出ってあったのかな。
もちろん小学生までの思い出はあっただろうけど…。
俺が考えていることが分かったのか、アヤは少し笑って言った。
アヤ「正直小学生の頃のクリスマスはあんまり覚えていないんです。でも、家族みんなでケーキを食べたのは何となく覚えてます。楽しかったことも。」
「そっか。」
アヤ「中学生からはクリスマスなんてイベントすっかり抜け落ちてました。」
「…。」
アヤ「特に最初の数年は日本と韓国行き来してたから…どっちの国でクリスマスを迎えたのか全然記憶にない。」
韓国での活動に力を入れ出した時には既にトップアイドルだったアヤは、オフの日なんてきっとなくて。クリスマスなんて楽しむ時間は全くなかったのかもしれない。
アヤ「あ、でも…全然苦痛には感じてませんでしたよ。
毎年クリスマスの時期になると…バンの外から見る街の風景を眺めるのが好きでした。
あの時は想像もできなかったけれど…いつか、誰かと食卓を囲んで…美味しい料理を食べたいなってそう思っていました。でも当時は…絵空事のようなものだったから。」
「アヤ、」
アヤ「だから今、すごく幸せです。
全部、テヒョンオッパのおかげですね。」
「俺も幸せだよ。
ずっとずっと好きだった人とこうしてクリスマスを過ごせること。」
アヤ「ありがとう。」
ふわっと微笑んだ君にキスを落とす。
恥ずかしそうに眼を逸らす君がたまらなく好きだ。
アヤ「テヒョンオッパは魔法使いですね。」
くすりと笑うアヤ。
「…違うよ。」
アヤ、これから先もずっと、永遠に。
クリスマスは毎年君の隣にいたいし、一緒にこどもたちを笑顔にしたい。
「俺はただの…
有栖アヤに心底惚れ込んでる男ってだけ。」
少しだけ目を見開いた君は、俺に手を伸ばして。
アヤ「今だけで良いです。
アリスちゃんだけの、テヒョンオッパになってください。」
ぎゅっと抱き締められると、心臓がドクンと波打つ。
俺をこんなにドキドキさせるの、この世でアヤだけだよ。
「今だけで良いの？」
アヤ、メリークリスマス。
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あやテテ(プロフ) - れなさん» 楽しんで頂けているようで嬉しいです！アカウントは@ayataetae_vです。コメントありがとうございました😊 (2022年4月2日 10時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
れな - 楽しませてもらってます！Twitterの方のお話も見たいのでアカウントを教えて下さると嬉しいです🥺 (2022年4月2日 9時) (レス) @page50 id: 6af2f44819 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - シオさん» 嬉しいです❤こちらこそ待っててくださってありがとうございます😊大変励みになりました！ (2022年3月8日 23時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - 071110rainbowさん» おまたせしました！いつもいつも嬉しいコメント励みになりました！ずっと着いてきてくださってありがとうございました🥰 (2022年3月8日 23時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
シオ(プロフ) - 更新待ってましたぁ✨ありがとうございます！！ (2022年3月6日 23時) (レス) @page45 id: 751457f062 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2021年12月25日 16時
