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「アヤ。」
ライブ映像を見終わって。相変わらずジニヒョンと楽しそうなユア、ジュンと遊ぶクサズヒョン達。
シンと遊ぶユンギヒョンとジミンとジョングク。俺はテーブルで何か考え事をしているアヤに近付いた。
「どうかした？」
ライブの映像を見終わってから心なしか元気がない。
アヤ「オッパたちとても素敵でした。」
「アヤがそう言ってくれるの、めっちゃ嬉しい。」
穏やかに微笑むアヤの隣に座った。
「でも多分、言いたいことはそれじゃないよね。」
アヤ「…さすがですね。」
アヤは少しだけ困ったように笑って、ジュンを見つめた。
その瞳は、揺れていた。
「ジュンが言ったこと、気にしてる？」
アヤ「…そう、ですね。」
本気なのかなって。アヤは心配そうに言った。
「ジュンがアイドルを目指したら嫌？」
アヤ「……。」
直球で質問すれば、彼女は小さく笑った。
アヤ「…素敵な夢だと思います。現にオッパたちは幸せそうだし、オッパたちのファンの方ももちろん幸せそうです。
それは、昔々に自分も経験したことだから分かります。
楽しかったこと、輝いていた景色、一生の思い出になるくらい幸せだった瞬間。」
だけど、と彼女は続けた。
アヤ「……それと同じくらい…苦しかったから。」
彼女の顔を見て思い出す十数年前。
毎日涙を堪えて、常に痛みを抱えて。
命を削りながらステージに立ち続けた彼女。
アヤ「…あの子には、あんな思いしてほしくないんです。」
アイドル以外の仕事だって、辛いことや苦しいことはたくさんある。
仕事というものは何を選んだって決して楽じゃない。
それでも、アイドルという職でアヤの負った傷は深くて。
…だからこそ、我が子があの世界へ行くのには抵抗があるんだろう。
「今はまだ分かんないけどさ、」
ジュンは本当にアイドルを目指すかもしれない。
もしかしたら全然違う道に進むかもしれない。
それは…ユアもシンも一緒。
それでも。
「俺はあの3人がやりたいことはできるだけ全部やらせてあげたい。」
アヤ「…うん。」
「でも、もしも本気であの世界に進もうって言ったら…現実を見せてあげなきゃなって思うよ。」
どれだけ過酷か。そしてそれに耐える自信があるか。
それを見極めて。その上で背中を押してあげなきゃって。
そう思う。
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あやテテ(プロフ) - れなさん» 楽しんで頂けているようで嬉しいです！アカウントは@ayataetae_vです。コメントありがとうございました😊 (2022年4月2日 10時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
れな - 楽しませてもらってます！Twitterの方のお話も見たいのでアカウントを教えて下さると嬉しいです🥺 (2022年4月2日 9時) (レス) @page50 id: 6af2f44819 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - シオさん» 嬉しいです❤こちらこそ待っててくださってありがとうございます😊大変励みになりました！ (2022年3月8日 23時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - 071110rainbowさん» おまたせしました！いつもいつも嬉しいコメント励みになりました！ずっと着いてきてくださってありがとうございました🥰 (2022年3月8日 23時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
シオ(プロフ) - 更新待ってましたぁ✨ありがとうございます！！ (2022年3月6日 23時) (レス) @page45 id: 751457f062 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2021年12月25日 16時
