02 Merry Christmas ページ2
─2034年,12月24日
-テヒョン-
ﾕｱ「ジュン、それはこっち！」
ｼﾞｭﾝ「違うよ、こっちなの。」
「二つあるから両方に付けな？」
ｼﾝ「ぱぱ、だっこ。」
「はーい。」
家の中にある大きなクリスマスツリー。
ユアとジュン、シンと一緒にツリーの飾りつけをしていた。
アヤは今日、お店で忙しそうに働いている。
クリスマスイブの今日はきっとお客さんもたくさん来るだろう。
シンを抱き上げて高い場所に天使の飾りを付けさせてあげた。
ちなみにこの天使はジュンが描いたもの。
シンを下ろしてすぐ、ジュンが足元にやってくる。
ｼﾞｭﾝ「パパ〜。」
「ん？」
ｼﾞｭﾝ「サンタさん来るかな〜？」
「来てくれると良いね。」
ｼﾞｭﾝ「今年はね、ジュンもユアもシンもいい子してたから来てくれると思うなぁ。」
ﾕｱ「でもジュン一回お寝坊さんしたよ。」
ｼﾞｭﾝ「それ言っちゃいやぁ！サンタさんに聞こえちゃう！」
ﾕｱ「んふふ。」
ｼﾝ「ジュンヒョンお寝坊さんしたのぉ？」
ｼﾞｭﾝ「して……したけど…ちゃんとごめんなさいしたもんっ！」
楽しそうなユアとサンタさんに聞かれないように必死なジュン。
多分よく分かっていないであろうシン。
…ここは天国かな。
「一回のお寝坊ならサンタさん見逃してくれるよ。」
ｼﾞｭﾝ「ほんとう？サンタさんプレゼントくれる？」
「多分ね。」
ソファーに腰掛けると、3人の子どもは俺の隣に座る。
前のテーブルにはツリーのてっぺんに飾る星が置いてあった。
「この星誰が飾る？」
ｼﾞｭﾝ「3人で飾る。」
「ん〜3人抱っこできるかな。」
ﾕｱ「じゃあシンが飾ったら良いよ！」
ｼﾝ「シンが飾る〜。」
パパ抱っこしてぇ、と俺に手を伸ばすシンをもう一度抱っこして星を手に取る。
よいしょ、と少し背伸びして腕をあげてシンが星を付けやすいようにする。
ｼﾝ「できたぁ！」
ｼﾞｭﾝ「きれい…。」
ﾕｱ「早くママにも見せてあげたい！」
「お昼からはママ来れるからそれまで待ってようね。」
ツリーの前に並ぶ3人をパシャリと写真を撮る。
ツリーの飾りつけは毎年やっているけれど、今年は今年の思い出がある。
嬉しそうにきゃっきゃと笑う3人を見て心が温かくなる。
俺も早くアヤに会いたいな。
ここ数日間を何とかオフにしたくて。
数か月前からずっと会社に交渉してきた。
「幸せだね。」
ﾕｱ「うんっ！」
.
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あやテテ(プロフ) - れなさん» 楽しんで頂けているようで嬉しいです！アカウントは@ayataetae_vです。コメントありがとうございました😊 (2022年4月2日 10時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
れな - 楽しませてもらってます！Twitterの方のお話も見たいのでアカウントを教えて下さると嬉しいです🥺 (2022年4月2日 9時) (レス) @page50 id: 6af2f44819 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - シオさん» 嬉しいです❤こちらこそ待っててくださってありがとうございます😊大変励みになりました！ (2022年3月8日 23時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - 071110rainbowさん» おまたせしました！いつもいつも嬉しいコメント励みになりました！ずっと着いてきてくださってありがとうございました🥰 (2022年3月8日 23時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
シオ(プロフ) - 更新待ってましたぁ✨ありがとうございます！！ (2022年3月6日 23時) (レス) @page45 id: 751457f062 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2021年12月25日 16時
