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BH「知りたいこと、あるだろ。」
しばらくの静寂の後に放たれた言葉に上手く返事ができなかった。
真っすぐに私を見つめるベッキョンさんとチャニョルさんの表情は不安げで。
今も変わらず私以上に私のことを心配してくれる2人なのだと思った。
「…ジウォンさんはSMのアイドルなんですね。」
CY「うん、ちょうどアヤがやめたときに入ってきた子らしい。」
「そうですか。」
CY「ジウォンちゃんたちは3人グループで、最初はジウォンちゃんあんまり人気なかったんだって。
でも、彼女なりにたくさん努力して、今では一番人気なの。今一番SMで光ってるアイドルかな。」
「そうですか…。」
BH「アリスちゃんに憧れてる。」
「えっ……」
BH「アリスちゃんみたいになりたいっていつも言ってるんだ。」
「…、」
BH「…それと、ごめん。テヒョンとあいつを会わせたのは俺たちなんだ。
防弾と話してる時にジウォンたちがたまたま来てさ。
紹介して…。多分それがきっかけで話すようになった。」
悪い、と頭を下げる彼だけど。
謝られるようなことを彼はしていない。
自分の事務所の後輩グループを紹介するのは何もおかしなことじゃないし、むしろ当たり前だ。
「そんなの、謝ることじゃないです。」
BH「…ジウォンがテヒョンをどう思ってるかは正直…分からない。
けど、俺たちが言えるのはさ。
テヒョンはお前を裏切ったりしないってことだ。」
大丈夫だよって頭を撫でてくれるチャニョルさんの大きな手に涙が零れそうになって。
唇を噛みしめて必死に堪える。
BH「我慢するなよ。」
「っ、」
BH「俺たちはお前のその顔見ると…どうしたらいいかわかんなくなる。」
「…テヒョンオッパがいないところで泣くなって言われてるから…っ、」
BH「………くっそ妬けるな。」
ベッキョンさんが何かつぶやいたのは分かったけれど、その内容までは聞こえない。
え？と顔を上げるとベッキョンさんは少し困ったように笑っていた。
BH「ならテヒョンの前でたくさん泣け。
嫌なことも苦しいことも、心配事も不安も。
全部あいつにぶつけろよ。」
そう言ってテヒョンオッパみたいに口を四角くして彼は笑った。
少しだけ、強くなれた気がした。
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あやテテ(プロフ) - viviさん» 毎度嬉しいお言葉ありがとうございます！あとがきまで気にしてくださってありがとうございます。読み返してくださったんですね、大変嬉しいですっ！きっとこの先もこの物語の中で二人は幸せな日々を過ごしていくと思います。こちらこそ本当にありがとうございました！ (2021年12月19日 10時) (
レス) id: df40273254 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - まおさん» まお様こんにちは！お兄さんとの出会いのリクエストありがとうございました！作者の思うテヒョンさんらしさがしっかり伝わっていたなら幸いです。まお様からのお言葉、いつも嬉しかったです！長い間ありがとうございました！また機会があればよろしくお願いします。 (2021年12月19日 9時) (レス) id: df40273254 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - murasaki5027さん» わわっ、一番好きだなんて本当に嬉しいです涙。リクエストどんどん受け付けていますのでいつでも仰ってくださいね！本当にありがとうございました。 (2021年12月19日 9時) (レス) id: df40273254 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - かのんさん» かのん様こんにちは。時間が飛び飛びになってしまいましたが本編で書けなかった部分を楽しんでもらえたようで嬉しいです！エンドレスループは冗談で言いましたが実際に読んでくださる方がいらしたら本当に嬉しい限りです笑いつもありがとうございます！ (2021年12月19日 9時) (レス) id: df40273254 (このIDを非表示/違反報告)
vivi(プロフ) - お疲れ様です！お話そしてあとがきを読む度に、作者様の設定の細かさや作品に込められた想いを実感します。最終話 完読後『僕の世界のアリスちゃん』を思わず読み返しました。この先も変わらず2人が幸せであることを願います。素敵な世界をありがとうございました、！ (2021年12月18日 6時) (レス) @page50 id: fe1e54d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2021年11月24日 1時
