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TH「にん…しん……？」
「うん……。」
今、オッパはどんな顔をしてるんだろう。
オッパの肩あたりに顔を埋める私は、彼の表情が見えない。
それが不安で、でも少しだけほっとして。
もし、困った顔をしていたらと思えば見なくて良かったと、そうも思ってしまうから。
TH「え……あの、ほんとに？」
「………うん。」
TH「病院は…？」
「この前行って…」
TH「何週目？」
「6って言われて…双子だって…。」
TH「双子？！」
ばっと私を離したオッパの顔が飛び込んでくる。
その表情は困ったといったものではない。
何て言うか…驚き…？
TH「わぁ！まじか！！」
でも、彼の表情は段々と笑顔になっていく。
嬉しそうに頬を緩ませて。
TH「嬉しいよ、すごく。全部大事にする。」
ぎゅっともう一度オッパの温かい体温に包まれるから、また涙が零れた。
何を心配してたんだろう、私は。オッパなら喜んでくれる。そんなことは分かり切っていたはずなのに。
TH「それで不安そうだったの？」
「うん…。」
TH「俺が反対するかもって？」
「…だって、オッパは…」
アイドルだから、って言いそうになったけど。
その言葉は続かなかった。
オッパに唇を奪われて、ばかって小さく言われてしまったから。
TH「アヤ。」
「…、」
TH「もう俺がアイドルだからってなんでもかんでも悪い方に考えるのやめな？」
「けど、」
TH「言ったじゃん。覚悟は決めてるって。
だからアヤが不安になることは何もないよ。
アヤの心配も俺に全部くれていいんだから。」
「でも、」
TH「でもじゃない。」
オッパの大きな手が私のお腹に触れる。
ふわりと撫でられて、また泣きそうになった。
TH「ふふ、泣き虫。」
「…自分が一番分かってます。」
TH「俺がいないとこで泣くのは禁止ね。」
「…うん。」
TH「直に触っていい？」
「うん…。」
ゆっくりとソファーに倒されて、服の中にテヒョンオッパの手が入ってくる。
冷たかったらごめんねって笑って、彼の手が直接お腹に触れた。
TH「元気に大きくなってね、双子ちゃん。」
まるで、小さな子どもみたいに可愛い笑顔で言うテヒョンオッパ。
安心感に包み込まれた。
TH「アヤ、ありがとう。」
そう言って彼は私のお腹に優しくキスを落とした。
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あやテテ(プロフ) - viviさん» 毎度嬉しいお言葉ありがとうございます！あとがきまで気にしてくださってありがとうございます。読み返してくださったんですね、大変嬉しいですっ！きっとこの先もこの物語の中で二人は幸せな日々を過ごしていくと思います。こちらこそ本当にありがとうございました！ (2021年12月19日 10時) (
レス) id: df40273254 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - まおさん» まお様こんにちは！お兄さんとの出会いのリクエストありがとうございました！作者の思うテヒョンさんらしさがしっかり伝わっていたなら幸いです。まお様からのお言葉、いつも嬉しかったです！長い間ありがとうございました！また機会があればよろしくお願いします。 (2021年12月19日 9時) (レス) id: df40273254 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - murasaki5027さん» わわっ、一番好きだなんて本当に嬉しいです涙。リクエストどんどん受け付けていますのでいつでも仰ってくださいね！本当にありがとうございました。 (2021年12月19日 9時) (レス) id: df40273254 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - かのんさん» かのん様こんにちは。時間が飛び飛びになってしまいましたが本編で書けなかった部分を楽しんでもらえたようで嬉しいです！エンドレスループは冗談で言いましたが実際に読んでくださる方がいらしたら本当に嬉しい限りです笑いつもありがとうございます！ (2021年12月19日 9時) (レス) id: df40273254 (このIDを非表示/違反報告)
vivi(プロフ) - お疲れ様です！お話そしてあとがきを読む度に、作者様の設定の細かさや作品に込められた想いを実感します。最終話 完読後『僕の世界のアリスちゃん』を思わず読み返しました。この先も変わらず2人が幸せであることを願います。素敵な世界をありがとうございました、！ (2021年12月18日 6時) (レス) @page50 id: fe1e54d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2021年11月24日 1時
