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会話は主に韓国語だった。
レベルは違えどみんなが分かる言語が韓国語だったから。
『それで、今後のことなんだが…。』
TH「あ、父さん。それは俺から言うね。」
テヒョンオッパの言葉に皆口を閉ざした。
TH「色々アヤさんとも話して、沢山考えた結果、やっぱり…今ここにいる人たち以外には言わないことに決めました。
きっと、ここにいるみんな一人一人が色々意見を持ってると思います。
でも、これが俺とアヤさんの出した答えです。見守って頂けたらと思います。」
テヒョンオッパとアヤさんが頭を下げた。
しばらく沈黙が続いたけれど、それを破ったのはアヤさんのお兄さんだった。
『2人が決めたことなら、俺は賛成する。』
『私も賛成するよ。テヒョン君、アヤをよろしく頼んだよ。』
『私もよ。テヒョン君よろしくね。』
TH「はい！」
「…私も、良いと思う。」
JG「俺も。…父さんたちは？」
『あぁ。賛成さ。』
『そうね、二人が幸せならそれで構わないわ。』
TH「ありがとう。」
アヤ「ありがとうございます。」
少し緊張していた空気も緩み、笑顔が増える。
昔はおバカなテヒョンオッパが何となく好きじゃなかった。
オッパのファンには羨ましい、なんて思われてるだろうけど、私は生憎ブラコンでもないしオッパのファンでもない。私にとってオッパは兄さん。
世界でどれだけの人に愛されようが、恋されようがそれは変わらない。
兄にデレデレする妹の方が少ないと思う。知らないけど。
でも、気が付けばこんなに大人になっていた。
本当にお兄さんって感じ。
オッパに笑いかけるアヤさんは本当に綺麗な人だ。
容姿ももちろんだけど、それだけじゃない。
ふと出る自然な仕草とか、笑い方とか、食べ方とか。
どこをとっても美しい女性で。
隠しきれないそのオーラは国民的アイドル、女王アリスちゃんそのものだった。
まさか間近でこの人を見ることができるなんて思ってもみなかったし、ましてや義姉さんになるなんて想像もしていなかった。
「アヤさん。」
アヤ「ん？どうかした？」
「オンニって呼んでも良いですか？」
アヤ「うん、もちろん！」
嬉しそうに頬を赤くするその姿も照れたように鼻をかくその仕草も、全部オッパを虜にさせてしまうんだろう。
TH「ウンジンや〜。」
「ちょっと。近付かないで。」
TH「や〜オッパになんてことを…。」
「アヤオンニのこと幸せにしなかったらオッパ呼びやめるから。」
見守りたいって、思うよ。
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あやテテ(プロフ) - viviさん» 毎度嬉しいお言葉ありがとうございます！あとがきまで気にしてくださってありがとうございます。読み返してくださったんですね、大変嬉しいですっ！きっとこの先もこの物語の中で二人は幸せな日々を過ごしていくと思います。こちらこそ本当にありがとうございました！ (2021年12月19日 10時) (
レス) id: df40273254 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - まおさん» まお様こんにちは！お兄さんとの出会いのリクエストありがとうございました！作者の思うテヒョンさんらしさがしっかり伝わっていたなら幸いです。まお様からのお言葉、いつも嬉しかったです！長い間ありがとうございました！また機会があればよろしくお願いします。 (2021年12月19日 9時) (レス) id: df40273254 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - murasaki5027さん» わわっ、一番好きだなんて本当に嬉しいです涙。リクエストどんどん受け付けていますのでいつでも仰ってくださいね！本当にありがとうございました。 (2021年12月19日 9時) (レス) id: df40273254 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - かのんさん» かのん様こんにちは。時間が飛び飛びになってしまいましたが本編で書けなかった部分を楽しんでもらえたようで嬉しいです！エンドレスループは冗談で言いましたが実際に読んでくださる方がいらしたら本当に嬉しい限りです笑いつもありがとうございます！ (2021年12月19日 9時) (レス) id: df40273254 (このIDを非表示/違反報告)
vivi(プロフ) - お疲れ様です！お話そしてあとがきを読む度に、作者様の設定の細かさや作品に込められた想いを実感します。最終話 完読後『僕の世界のアリスちゃん』を思わず読み返しました。この先も変わらず2人が幸せであることを願います。素敵な世界をありがとうございました、！ (2021年12月18日 6時) (レス) @page50 id: fe1e54d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2021年11月24日 1時
