37 TH ページ37
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ｼﾞｭﾝ「ユアと仲良くしてるのずるいって言われてぇ…はちさんのお洋服取られちゃったのぉ…。」
「あ〜ジュンや〜。」
どうやらユアと仲良くしてるジュンのことが気に入らない男の子がジュンの仮装を取ってしまったらしい。
何というか…。嫉妬に年齢は関係ないことがよく分かった。
にしても。
……俺たちのお姫様は本当に人気者らしい。
「ジュン、パパとジュンのお姫様は人気者だね。」
ｼﾞｭﾝ「ぱぱとじゅんのおひめ…？」
「ママとユアだよ。」
ｼﾞｭﾝ「……にんき…いや。」
気持ちは死ぬほど分かるけどそれに同調するにはジュンはまだ幼すぎる。
教育上あまりよく良くない気もするし。
「それ、ユアやママに言った？」
ｼﾞｭﾝ「いうてない。」
「ん、そっか。」
ｼﾞｭﾝ「じゅんえらい？」
「えらいぞぉ！」
ぎゅうと抱きしめるとほのかに香るミルクの匂い。
ジュンって本当に…可愛い。
「ママとユアはパパとジュンで守ろうね。
でも今日みたいに嫌なことがあったらいつでもパパに言いに来て。
パパの前では我慢しなくて良いよ？」
ｼﾞｭﾝ「…うん。」
「それと、もし痛いことされたら、それはちゃんと先生とママにも言うんだよ？」
ｼﾞｭﾝ「うん。」
あのねあのね、でもね、と俺の耳に可愛らしい口を寄せて、ジュンは言う。
ｼﾞｭﾝ「ユアがその子にね、はちさん似合わないねって言ってたからじゅんちょっと嬉しかった。」
「……。」
くふふ、と可愛らしくジュンは笑うけど。
…中々やるね、ジュン。
いや、ユアか…？
涙はすっかり消えてふふんと可愛らしく笑うジュンと話していると俺の部屋にユアがやってきた。
お風呂から上がったばかりなのかまだ髪からは水滴がぽたぽたと…。
「ユア、髪乾かさないと風邪ひくよ。」
ﾕｱ「ジュンとパパなにはなしてたの？」
「ん？男同士の秘密のお話。」
ﾕｱ「なにそれ！ゆあも入れてぇ！」
「んー…ユアは女の子だからなぁ。」
ﾕｱ「ユア男になる！」
「パパ泣くよ？」
何を言うんだ全く、とジュンと顔を見合わせる。
すると、すでにその話題に興味をなくしたのかユアが俺の部屋の棚をじぃっと眺めて…。
「あ、ユアそれは…。」
ﾕｱ「わぁ！これママ？！」
アリスちゃんのソロアルバムを手にした。
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あやテテ(プロフ) - ゆうさん» こちらこそ読んでくださってありがとうございます。嬉しいお言葉です…！世界観をとても大切にして書いているので少しでも気に入って頂けたなら幸いです！コメントありがとうございました！ (2021年11月24日 0時) (
レス) @page7 id: df40273254 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 素敵なお話をありがとうございます！感情移入しまくりでたった数時間で読破してしまいましたㅠㅠ素晴らしい作品に出会えて感謝です。 (2021年11月22日 2時) (レス) id: fb6f2e594b (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - かのんさん» おぉ…！それは良かったです！ありがとうございます。これからは過去編スタートです。引き続き楽しんでもらえますように…。 (2021年11月16日 23時) (レス) id: df40273254 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - メンバーに懐く子供達、強い絆、ファン同士の目線とてもおもしろいです！ (2021年11月16日 7時) (レス) id: 81bb9ddb3c (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - 071110rainbowさん» 彼らならどんな言葉をテヒョンさんやアリスちゃんにかけるだろうと想像しながら書きました！いつもの彼らの絆をうまくひょげんできたようで安心です！ありがとうございます。 (2021年11月16日 1時) (レス) id: df40273254 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2021年11月10日 0時
