２ ページ15
淳太side
照史と別れてすぐ俺は神ちゃんと飲むための準備をして、神ちゃん家に来たんやけど…。
と｢でなぁ〜、その時のあっくんめっちゃかっこよかってん〜！｣
30分くらいしてベロベロに酔った神ちゃんが出来がってしまった。
しかも缶ビール２本しか飲んでへんのに。
ふにゃふにゃした顔でひたすら照史の話ばっかりする。
と｢最近なぁ〜大量の手紙が届いたりしててめっちゃこまってんねん〜｣
淳｢ストーカー？｣
と｢んー、ともはあっくん以外興味ないのにー｣
……ん？
聞き捨てならない言葉に頭がフリーズする。
これ、照史と神ちゃん両思いちゃう？
酔ってからずっと照史の話しかせぇへんし、やたらケータイに入ってる照史とのツーショット写真見せてくるし。
なんや、照史が神ちゃんにストーカーする意味ないやん。
と｢んふふ……とも眠くなってきたなぁ…｣
淳｢え、ちょっ、神ちゃん！｣
気を失うかのようにスッと眠りに入って爆睡してしまった神ちゃん。
とりあえず照史の為に写真を撮っておく。
淳｢よいしょ…っ｣
かわええ顔してんのに鍛えてるからか体は案外重たい。
お姫様抱っこで寝室に運ぶ俺、めっちゃ王子様っぽくない？
なんて、浮かれながら神ちゃんをベットに寝かせる。
淳｢……なにこの扉…？｣
寝室にある小さいタンスの奥に違う部屋に繋がる扉が目に入った。
小さいタンスは扉を隠すように置いてあるけど、全然隠れてない。
と｢ん……あっくん……｣
爆睡しながら寝言で照史の名前を呼ぶ神ちゃんを横目に謎の扉に近づく。
扉の前にある小さいタンスを移動させようとすると、これが以外にも重い。
罪悪感を感じながらそっとタンスの中を見てみると、かなり凄い良いカメラが何台もあった。
神ちゃんカメラとか好きやったかな…？
まぁええわ、今はこの扉の中が気になる。
神ちゃんには申し訳ないけど勝手に入らせてもらおう。
淳｢……な…んや、これ……｣
扉を開けるとそこには信じられない光景が広がった。
部屋一面に広がる照史の写真。
天井にもたくさん貼ってあって部屋の壁が全て写真で埋めつくされている。
床に転がっている７つのクッションには照史の写真を印刷して作ったのか、照史が写っているクッションがいくつも出来上がっている。
淳｢これは……やばいな…｣
……照史が危ないかもしれへん。
これは俺らがやってるストーカーとは全然違う。
っ……はよ帰って照史に知らせな…
と｢なぁ、何してんの｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 142人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
隊長(プロフ) - クマさん» コメントありがとうございます！かなり時間を頂いてしまっていてすみません…。またのリクエストお待ちしております！！ (2017年12月30日 14時) (
レス) id: 9c7e58a547 (このIDを非表示/違反報告)
クマ(プロフ) - 神ちゃん可愛いです！可愛すぎて萌死にしそうでした！またリクエストするのでよろしくお願いします。 (2017年12月30日 10時) (レス) id: bd53a1c5ea (このIDを非表示/違反報告)
隊長(プロフ) - クマさん» クマさん！お久しぶりです！！リクエスト了解しました！ (2017年11月27日 21時) (レス) id: 9c7e58a547 (このIDを非表示/違反報告)
クマ(プロフ) - お久し振りです。リクエスト失礼します。橙×緑で橙に甘えまくる緑をお願いします。 (2017年11月27日 19時) (レス) id: bd53a1c5ea (このIDを非表示/違反報告)
きりかみ隊長(プロフ) - クマさん» 遅くなってすみません！２回目のリクエストありがとうございました。またのリクエストをお待ちしております！ (2017年5月27日 16時) (レス) id: 9c7e58a547 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：隊長 | 作成日時：2017年3月14日 20時
