【爆豪勝己】大丈夫。【男主】 (ページ10)

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10話ページ10

『なっ、勝己くん、！！』

男｢ﾌｯ､何も出来ねぇだろぉ｣

『クソっ、！！』

勝己くんに手出しされると俺には何も出来ない

男｢大人しくやられろ｣

すると後頭部に重い痛みが走った

『っ、起きたのか』

気絶させた奴らが起きちまったらしい

｢、よくもさっきはやってくれたなぁ？｣

次々と襲いかかってくる男達
身体中に傷が出来ていくのが分かる

けど、勝己くんが人質になってる限り手出しは出来ない
それに、勝己くんの感じた痛みはこんなものじゃないはずだ

？｢…A、？｣

『っ、かつ、きくん？』

目覚ましたんだ。
良かった、

けど、こんな姿あんまり見られたくないな…

勝｢てめっ離せよ、！！！｣

男｢あぁ？刺されてーのかぁ？｣

『お、い、勝己くんに、は、手出ししな、い約束だろ…』

男｢コイツが暴れなかったらなぁ？｣

『ﾁｯ、なら、もう関係、ねぇな？』

男がそういう気ならこっちも好き勝手やらせてもらう

油断している男のナイフを蹴り飛ばし、
勝己くんを安全そうな物陰に隠す

『勝己くん、もう大丈夫だから。良いって言う、までここにい、て』

勝｢っでも、てめぇは、！！｣

『俺はだい、じょうぶだから。』

そう言って次々と男達を気絶させていく

『次は確実に仕留めてやる』

1人残ったナイフを持った男との距離を一気に縮め、
鳩尾に重い拳を入れる

ナイフが頬を掠ったが、気絶してくれたみたいだ

倉庫にあった縄で全員を縛り一塊にしておく

『…もしもし、父さん？』

父【Aか、どうしたこんな時間に】

『さっき父さんが言ってた奴ら、○○倉庫で気絶してる』

父【っ、もしかして勝己くんが、？！】

『うん。父さんが注意してくれたのにごめん。危険な目に合わせた。怪我も…』

父【助けてくれたならそれでいい。Aは無事なのか？！】

『俺は大丈夫。』

父【よかった、わたしが事情を説明して警察に向かわせるから早く手当てをしてあげてくれ、】

『わかった、ありがとう』

電話を終えると隠れてもらっていた勝己くんの元に向かう

『勝己くん、！！』

勝｢てめっ、その怪我、！｣

『大丈夫。それよりも勝己くんの怪我の手当てしないと、！ごめん、触るけど今は許してくれ…』

勝己くんをそっと姫抱きして
なるべく負荷にならないように家まで走る

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『勝己くん、怖い思いさせてごめん…』

一言も話さずに勝己くんの手当てを終えたあと
震えている勝己くんに謝る

勝｢…なんでてめぇが謝んだよ、』